ミトの魅力が急上昇! マルチエア+TCT搭載
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
日本上陸から1年が経過したアルファロメオ・ミトはいま、大きな進化を遂げた。新たな2ペダルMTトランスミッションである『TCT』の搭載によって、より高い一般性を手に入れた…というかようやくマニアの域を脱したのではないか。
もともと2ドアであるがゆえのハンデがあり、さらにこれまでは6速MTのみというラインナップが一層のハンデとなっていたことは間違いない。それゆえに一刻も早い導入が望まれていたTCTは昨年末に登場すると言われていたが、先日ようやく搭載された。もっともこれほどまでにTCTの搭載が遅れたことで、組み合わせるパワーユニットが最新世代のものになったのは怪我の功名か、はたまたこのパワーユニットの完成を待った確信犯だったのか。
TCTは「ツイン・クラッチ・テクノロジー」の頭文字を組み合わせたもので、機構としてはVWの7速DSGが最も近い。つまり乾式タイプのクラッチを用いているのが特徴で、段数は6速となる。アルファロメオのエンジニアに「ライバルは7速だが?」と聞くと、「6速で十分に燃費向上に貢献できるため、7速は必要なかった」と答えた。この返答を聞いた瞬間は理由になってないように思えたものの、その後すぐに理由が判った。そう、このTCTに組み合わせているエンジンは新たな世代の主力ユニット『マルチエア』だからである。そもそも日本のコンパクトカーのCVTや4速ATに比べれば、まず6速である時点で燃費向上に貢献しそうだが、さらに新世代のマルチエア・エンジンを組み合わせることでより高効率となるわけだ。
そして実はこのドライブトレーン、周りを見渡してもこれ以上に先進的なものはない、といえる内容になっている。もちろんそれ以上に驚きなのは、いまやアルファロメオに“先進”の言葉を使うようになったこの状況、かもしれない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
電気自動車を買って試す本音レポート リアルEVライフ[電費を計測する]の巻
レクサス「LM」6座仕様車を追加 3列目もラグジュアリーな空間に
2車線の片側が突如右折レーンに! 富士見川越バイパスの終点はなんであんなに残酷なのか?
なんちゃってセレブが「核融合科学研究所」へ大人の社会科見学!「核融合」は原子力発電の「核分裂」とは違うのよ~
【24’ 5/7最新】レギュラーガソリン全国平均価格は174.7円 2週ぶり値下がり止まる
鈴鹿で19台が参加しGT300専有テストがスタート。初日はmuta Racing GR86 GTが最速
【GT300開幕戦レビュー&シーズン展望】一歩抜きん出た印象のブリヂストン。最適解は交換か、無交換か
アイルトン・セナのMP4/4がマクラーレン720S GT3で蘇る。ラグナ・セカに没後30年追悼リバリー登場/IMSA
好感度クラスNo.1! アウディA3 スポーツバックへ試乗 小改良 見違えるほど変わった車内
負傷のハプスブルク、WECスパでの復帰叶わず。グーノンがふたたびアルピーヌA424をドライブへ
4児の父「杉浦太陽」、新車で買った「高級ミニバン」初公開! 「すごく乗りやすくて…」全貌を明かし「カッコイイ!」「好感持てる」の声集まる
レッドブルF1代表、フェルスタッペンの契約にニューウェイに関する条項はないと明言
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!