コンチネンタルGT、新型V8モデル海外試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
無論、それは完全に余計な力であり、そういうものが削ぎ落とされた軽快な走りや存在感に魅力を覚える人も、きっと居るだろう。その意味ではノーズの軽さもそう。前輪荷重はW12より25kg減っていて、操舵応答は明らかに軽快になっている。試乗ルートにはサーキットまで含まれていたのだが、なるほどV8ならば、そうした舞台で走らせてみたいという気にもなるし、実際のフットワークも期待通りのものだった。
より重厚で豊潤なものが欲しければW12がある。V8は、より快活。ちゃんとキャラクターは分けられている。W12のスムーズさを取るか、V8の肩の力が抜けた感覚を取るか。これは思っていた以上に悩ましい。それはとりもなおさず、V8に環境性能や価格だけでない固有の魅力が感じられるからだ。
2011年、ベントレーは世界で7千台超の販売を記録した。これは前年比、実に37%増という数字であり、2003年、2009年に続く飛躍の年となった。これには、やはりミュルザンヌ、新型コンチネンタルGTと、ラインナップが充実してきたことが大きいに違いない。
コンチネンタルGT V8、そしてGTC V8はその勢いを更に加速させるものとなるだろう。ちなみに、一部で今後コンチネンタルGTのラインナップは今後、このV8に収斂していくのではという憶測も流れているが、それは以前にベントレーのW.デュルハイマーCEOによって否定されている。すでに、W12でなければというユーザーを多数抱えており、彼らの期待を裏切ることはしないということ。更に言えば、こちらのエンジンも更に進化させていくということである。
話をコンチネンタルGT V8に戻すと、すでに日本でもその受注は始まっている。但し、そんな風に勢いのあるベントレーだけに、今年の導入分は限られている模様。興味があるなら、セールスパーソンと早めにコンタクトを取ってみることをお勧めする。
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