新型XC60、ボルボオーナー岡崎五朗が報告!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:ボルボ・カー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:ボルボ・カー・ジャパン
欧州には5気筒ターボディーゼルもあるが、さしあたって来秋に日本で発売されるのは3リッター直6・ターボを積むトップグレードの「T6」。本国価格から推測すると価格は600万円台半ばが妥当な線だろう。しかしインポーターは思い切った戦略価格の設定も検討しているようで、もし600万円を切ってくるようだとライバルに対する価格競争力はかなり高くなる。
さらに、そう遠くない将来にはより低価格の3.2リッター直6・NAモデルが加わる予定だ。ここ数年、ボルボは少々強引すぎるプレミアム路線をとっていたように思う。しかし本来はバリューの高さもボルボの魅力だったはず。そういう意味で、インポーターがXC60の導入に際し、どんな価格戦略をとってくるのか要注目である。
「T6」のドライブフィールは活発だ。フロントに横置きした3リッター直6・ターボは、XC90やV70が積む2.5リッター直5・ターボと比べると尖った特性の持ち主で、パワフルな反面、とくに2500rpm付近でのシャープなトルクの立ち上がりを御(ぎょ)すには若干の慣れが求められる。プラットフォームはV70/XC70と同一だが、スプリング、ダンパー、ブッシュの3点セットを固めた結果、フットワークは3車のなかでもっともスポーティーな特性を示す。乗り心地は若干硬めだが、タイトコーナーが連続するスペインのワインディングロードを、XC60は結構なペースを保ったまま軽快に走り抜けてくれた。“コーナリング”なるものをこれほど楽しませてくれるボルボに乗ったのはこれが初めてである。
そしてその一方で、高速道路に入ると頼もしい高速直進安定性が光ってくる。ゆったりした着座感をもつ疲れ知らずのシートとあいまって、長距離走行時の快適性には他のボルボ同様かなりの高得点が付く。
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