MINIペースマン試乗 熟成進む乗り味走り味
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
さまざまな派生車種を送り出して増殖していくニューミニに、実に7番目となる最新バリエーションとして加わったのがこの「ペースマン」である。
ペースマンの成り立ちは実に不思議。というのもミニには既に、以前から要望の多かった室内拡大とドア枚数への回答として登場した「クロスオーバー」というモデルがある。クロスオーバーは皆さんご存知のように“大きなミニ”であるわけだが、今回登場したペースマンはそのクロスオーバーをベースに3ドアのクーペボディを与えた。
わざわざ大型化した上にドアの枚数を増やして商品性を強化したのに、なぜドアの枚数を減らしてしまうのか? という疑問を持つのは貧乏性だから?? といった具合で何とも解せない1台なのである、ペースマンは。
ドアを改めて2枚としたことでフォルムはクーペ的になった。ルーフラインがリアに向かって下がっていくことでスポーティな印象を与えている。しかしながら、ボディサイズはクロスオーバーとほとんど変わらずで全長が約20mm短いだけ。ということは3ドアながらも室内空間は広々という、ますます謎のコンセプトだ。
しかし、イマドキはいかにニッチな市場を見出し広げるかが自動車メーカーにとっての命題。そうした施策はドイツメーカーの大いに得意とするところでもある。事実、ペースマンを実際に目にするとスタイリッシュで魅力的に見えてくるから不思議だ。これもアリでしょう、となってしまう。
特に新たなデザインを手に入れたテール周りなどは、独特の魅力がじんわと染み出している。僕もシングルライフなら、こんなクーペクロスオーバーでアクティブライフを楽しみたい! そう思うかもしれない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
メルセデス、チグハグな開発方針から脱却? 次のアップデートに自信「”魔法”はないと受け入れた」
オートポリスに“巨人”出現。JRP、鈴鹿市に続き大分県日田市と『地域連携パートナーシップ』を締結
【ブレイズ】5/25・26開催の「tvk かながわMIRAIストリート2024」に出展
傑作という名のモデルが登場!アウディ、「A4」「A4アバント」および「A5スポーツバック」の特別仕様車を発売
HJCヘルメット、クアルタラロの『ル・マン スペシャル2024』レプリカを7月に発売/MotoGPフランスGP
ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表
アバルト、限定車「F595Cセカンドエディション」発売 5速MTの電動ソフトトップ仕様
世界初! 1日の「ソーラー充電」だけで“30キロ”走行可能!? めちゃ凄い新型「3人乗りトライク」初公開!
車中泊にもバッチリ対応! アウトドアにぴったりハマる三菱 デリカミニがベースの軽キャンパー
「ディフェンダー」の2025年モデル受注開始! ロングボディの「130」にも“最強”5リッターV8エンジン搭載車を用意
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった