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メルセデス・ベンツGLK 国内モデル走行テスト!

SUVであることを忘れさせる快適な乗り心地

高速域での安定性の高さもGLKクラスの特徴だ。フルタイム4WDを採用するのだから安定性が高くて当たり前……と思うかもしれないが、一般的なSUVが履く小さなブロックを組み合わせるM+S(マッド&スノー)タイヤは、ステアリングの手応えがあいまいになる可能性があるのだ。GLKクラスにはその心配がなく、直進時にもステアリングはセンターでスックと落ち着いている。本国仕様は17インチタイヤを装着するが、日本仕様は19インチとなる。そのため、タイヤの構造的な剛性の高さが安定感をもたらしているのだろう。

前3リンク式、後マルチリンク式のサスペンションは、パッシブに減衰力を可変制御するセレクティブダンピングシステムを組み合わせている。サスペンションに大きな力が入らない日常的な場面では減衰力は抑えられているので、しなやかなストロークが実感できる。19インチの大径タイヤを装着するわりには荒れた路面でバネ下がドタドタ動く感じがしない。座面の高いクルマで気になりがちな、路面状態により直進時でも起きる頭が揺すられるような動きも巧みに回避されている。

それでいて、コーナー進入時にステアリングをスッと切り込むような場面では減衰力が速やかに立ち上がる。そもそも、日本仕様はスポーツサスペンションを装備するので、ボディのムダな動きがシッカリと抑えられている。乗用車のプラットフォームからSUVを派生させると、ロールセンターに対して重心位置が高めとなってしまう。したがってコーナリング中のロールが大きくなりがちだが、GLKクラスはサスペンションの巧みな設定によりそれを回避しているわけだ。

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