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コンチネンタルスーパースポーツ、海外試乗記

カントリーロードで発揮された本領

それでも、これならまあ悪くはないか…といったところだった街中での印象は、イギリスらしいカントリーロードに足を踏み入れて程なくしたところで吹き飛ばされた。これは当然、ポジティヴな意味で。身のこなしが、驚くほど軽く、颯爽としていたからである。

元々スーパースポーツ自体、車重の絶対的な軽さだけでなく、ステアリングをはじめとする操作系の引き締められたタッチ、アクセル操作に間髪入れず応えるエンジンの弾けるようなレスポンスが、ベースとなったコンチネンタルGTからは想像できないほどのクルマとのタイトな一体感を演出している。その上でトップを開け放ったスーパースポーツコンバーチブルは、クーペよりも重心がグッと低く感じられて、重くなっているはずのボディをむしろ、より軽く感じさせるのだ。

感覚的にまったく遅れとは無縁に、ステアリングを切り込むと同時にノーズがインを向いてくれるから、コーナーへも自信をもって飛び込んで行ける。さすがにミドル・オブ・コーナーでは無理すると慣性力もあってアンダーステア傾向が強まるが、そこを一瞬堪えて出口に向けてアクセルを踏み込めば、あとは轟音とともに回転計の針が一気に高みを目指し、そのあふれるパワーと路面を掻きむしるような強烈なトラクションが、カタパルトから射出されるかのようなダッシュを演じさせてくれる。

嬉しいのは、これら一連のコーナーワークに、クルマに乗せられているような感覚が皆無なこと。クルマが勝手に速いのではなく、うまく性能を引き出すよろこびが、そこには詰まっているのである。

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