エクスプローラーに萌え XLT&スポーツトラック!
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
さて、今回のハイライトというべきなのが、スポーツトラックのV8リミテッド。現在のフォードジャパンが輸入販売するエクスプローラースポーツトラックは基本的にV6のXLTのみ。V8リミテッドは昨年10月に30台限定で発売されたモデルである。
V8リミテッドの装備内容は、カタログモデルである普通のエクスプローラーのV8リミテッドとほぼ同じと考えていい。心臓部はもちろん4.6リッターV8+6ATで、専用グリルに18インチホイール、本革シートやオートエアコンという満艦飾だ。とくに嬉しいのはV8専用の電動ペダル調整機構。ステアリングがチルト調整しかないエクスプローラーだけに、ペダル位置が前後スライド調整できることで、リーチとシートバック角度の両方を理想的に決めることができる。
スポーツトラックのキャビンは4ドア5人乗りだが、かつてのダットサン・ダブルキャブのように、後席スペースを犠牲にしていないのも注目してほしい。ピックアップは専用ロングホイールベースシャシーとなっており、前後シートの着座位置関係は普通のエクスプローラーとなんら変わらず、後席では身長178cmの私でもダラッと座ることが可能だ。
スポーツトラックV8の走りは豪快だ。ウェイトも普通のエクスプローラーV8よりわずかに40kg重いだけなので、動力性能に実質的な違いはほとんどない。意外……というか、クルマの基本構造を考えればそれも当然なのだが、キャビンがコンパクトでしかもクローズ構造のスポーツトラックは静粛性も高く、そしてロングホイールベースの恩恵で直進安定性も高速でのフラット感も、ノーマルのエクスプローラーを凌ぐ高速ツアラーなのである。ボディの構造上で前後重量配分は当然のごとくわずかにフロントヘビーになるが、同時にテールは軽くて低重心でもあるわけで、乗り心地や素直にロールするハンドリング性能などは、個人的にはスポーツトラックのほうが好ましい。
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