エクスプローラーに萌え XLT&スポーツトラック!
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
SUVの本場といえる北米で1993年の発売以来、ベストセラーの座を守り続けるのが、フォード・エクスプローラーである。レクサスRX(日本名トヨタ・ハリアー)、BMWのX5にX3、メルセデスのMLクラス、VWトゥアレグにポルシェ・カイエン、ボルボXC90、そしてアウディQ7……。そしてポピュラーブランドでも、トヨタRAV4ロング(ヴァンガードの北米版)に日産ムラーノ、そしてマツダCX-9、さらにはホンダもマツダもスバルも三菱もSUVを投入している。SUV世界は、まるで911のごとく高速で走れるSUVやSクラスのように快適なSUV、安価で買い得で便利でスタイリッシュなものまで、もはや「ないものはない」という状態といってもいい。
そんな熾烈な北米SUV市場で、ベストセラーであり続けるエクスプローラー。その強みは、なにも地元メーカーならではの販売力と価格だけではあるまい。そこにはどんな秘密があるのか? 最新の2008年モデルが昨年末に日本上陸したことを機に、エクスプローラーをあらためて乗ってみませんか……というカービュー編集部の誘いを、私は2つ返事で引き受けた。しかも、今回は売れ筋のXLT(=V6モデル)に加えて、昨年ついに正規輸入がスタートしたスポーツトラックも、しかも30台限定のV8リミテッドを一緒に連れ出すという。「フォード、ピックアップ、V8」という、これ以上ないアメリカンなキーワードを聞いただけで、私は素直に「絶対に乗りたいっ!」と心躍った。
フォード・エクスプローラーは2001年に初めてのフルチェンジで2代目に進化して、さらに06年モデルとして内外装はもとよりメカニズムの細部にまで手直ししたビッグマイナーチェンジモデルが、05年秋に06年モデルとして上陸した。最新の08年モデルはその06年モデルの熟成版といっていい。それはともかく、エクスプローラーにおいて特筆すべきなのは、「スポーツトラック」の名でアメリカ車のド定番ともいうべきピックアップモデルが、昨年からついに正規輸入がスタートしたこと。ハリウッド青春映画で育った30代後半の私なんぞは、もう「普通のアメリカ人=ピックアップに乗っている」という方程式が刷り込まれている世代だ。なにはともあれ「フォードジャパン待ってたぜ!」である。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
軽トラがアメリカで人気爆発!! アクティが150万円以上で売買って本当!? 高値で取引されるワケ
運転中はタッチパネルは使いづらい!? 物理スイッチの復権あるか? 2026年以降は安全性の基準に
GR86でサーキットを速く走る痛車をつくりたい!──ホロライブ「雪花ラミィ」×トヨタGR86【オレの痛車、見てください#03】
『Motor Magazine』2024年6月号は、初夏に乗りたいスポーツモデルを大特集! 最新のワゴンの魅力もクローズアップ!
マツダ「新型最上級セダン」世界初公開! 全長4.9mで“後輪駆動”×「豪華内装」採用! 「次期型マツダ6」想起させる「EZ-6」中国発表に大反響
スマートEVで先をいく中国、次は「空」か? “本物の”空飛ぶクルマ、年内発売の衝撃…北京モーターショー2024
全日本ロード、ドゥカティ+水野涼は初ポールポジションも勝利はおあずけ
なぜヘッドライトは「黄ばむ」のか!? なんか「暗く」なった? ライトがめちゃ「くすんでる」理由とは
【MotoGP第4戦スペインGP】スプリント10位、決勝14位で終えた中上貴晶選手。限界を感じるなか厳しい週末に
マセラティの全長5m超えサルーン!! [クアトロポルテ]の意味が直球すぎる! 迫力と豪華さがマジで凄いのよ
たとえ不人気でもセダンとステーションワゴンには絶対的な価値がある! SUVやミニバンが「取って代われない」存在だった!!
フォーミュラE、次世代レーシングカー『GEN3 Evo』発表…0-60mph加速1.82秒
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目
高級ミニバン「LM」が苦戦!? “大本命”6人乗り1500万円“バージョンL”が5月に登場か
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す