独フォルクスワーゲンは9月3日、8代目ゴルフのスポーツモデル「GTI」について、欧州での受注を開始した。
ホットハッチの代名詞として、いつの時代もクラスのベンチマークとされてきたゴルフGTI。1976年に登場した初代以来、その通算販売台数は230万台に達し、強力なパワーと小気味良いハンドリング、そして実用性も兼ね備えたパッケージングでファンを魅了してきた。
新型ゴルフGTIは、最高出力245PS、最大トルク370Nmを発生する2リッターターボユニットを搭載。先代GTIより15PS/2Nmの上乗せを達成し、モデルライフ後期に追加されたハードコアバージョン「GTIパフォーマンス」と同値となっている。
また、アジリティとスポーツドライビングを一段上のレベルへ引き上げるため、新たに「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」を採用。走行に関する機能を統合制御することで、ドライバーは車両の挙動をより精緻にコントロールできるようになった。オプションでシャシーコントロール機能「DCC」を選択すれば、サスペンションの減衰性能等まで含めた任意の設定も可能だ。
デジタル化が一気に進んでいるのはベースとなる8代目ゴルフと同様のアピールポイント。インフォテインメントシステムのモニターは最大で10インチまで用意されるほか、GTIだけの装備としてデジタルコクピットのセンターにレブカウンターを表示する機能も奢られ、ドライバーのスポーツマインドを高めてくれる。
GTIならではのアイコニックなデザインも見逃せない。ワイドなエアインテークを備えたロワーバンパーにはハニカム形状のグリルが装着され、LEDのライトエレメントがデザイン上のアクセントとなる。また、リアエンドにはルーフスポイラーとディフューザーを装備。左右二本出しのエキゾーストエンドも相まって、その迫力は相当のものだ。室内にはGTI伝統のチェックパターンテキスタイルで覆われたスポーツシートが据え付けられ、ステアリングホイールはタッチコントロール付きのマルチファンクションタイプとなっている。
ドイツ本国でのスタート価格は37,607.38ユーロ(約470万円)とのこと。日本への早期導入にも期待したい。
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みんなのコメント
半額で程度のいい中古の7GTI買った方が幸せ。