「魅力あるコスパ車を探そう」美的センス抜群。走りしなやかなマツダCX-30の商品力

「バランス美」のCX-30。マツダの販売主力モデルの個性とは

　CX-30が登場した際、マツダの販売戦略に合点がいった。販売の主力はSUVのコチラ。CX-30が後に控えていたからこそ、マツダ3ハッチバックはデザインで存分に攻め込めた、と。

　CX-30は登場した順番から、マツダ3ベースのSUVだといわれるケースが多い。背の低いほうを何かと基準にしたくなるのが昔ながらのクルマ通というものだ。けれども今日のマーケットにおける人気事情を考慮すると、むしろ背の高いモデルのほうが普通の選択肢。背の低いハッチバックは、いまや「スペシャルティ」というキャラクターかもしれない。

Comments

ドイツ　デザイン・トロフィー 2020受賞おめでとうございます。

クルマが機械であると思っている人間にとっては、何の裏付けもない、陰影のためだけの陰影を美しいとかカッコいいとか認めたくないんだよね。そういうのは壺や置物でやっとけや、と。