ジープは6年間成長を続ける屋台骨
FCAジャパンは、2019年通年の販売台数が過去最高記録を樹立したと発表。対前年比で9.9%の増加を達成したという。
FCAジャパン、2019年の販売台数が過去最高に! 4年連続記録更新の快挙を達成
FCAジャパンが取り扱うのは、ジープ、フィアット、アバルト、アルファロメオの4ブランド。年間合計販売台数は2万4666台で、4年連続で過去最高記録を更新した。
とくに好調だったのがジープで、2013年以来6年連続で記録を伸ばし続けている。ブランド単体の年間販売台数は1万3360台に達し、FCAジャパン全体の54%を占めた。対前年比で16.3%の増加と、国産・輸入を問わず乗用車販売全体が冷え込むなかでの快挙となった。
なかでも11年ぶりにフルモデルチェンジを受けた新型ラングラー(JL型)の販売が順調で、車種単独で4873台を売り上げている。
SUVセグメントに絞ると、ジープは2018年に3位、2019年には2位の国内販売を誇っている。2020年も1月のラングラー ルビコンの2ドアモデルをはじめ多彩な限定車を投入予定で、輸入SUVセグメント1位の座を狙う。
モデルサイクル12年でも衰え知らずの500人気
フィアット500およびアバルト595/695のシリーズ合計販売台数も6970台と、過去最高を記録。ベース車両は販売開始から12年を経る長寿モデルながら依然として成長を続ける背景には、独創的な限定車の積極的投入と国産乗用車からの乗り換え需要の高さ、そして女性ユーザーの増加がある。とりわけ女性ユーザーの伸び幅は大きく、2005年に15%だったシェアが2018年には62%まで膨らんでいる。
2019年はフィアット創設120周年、アバルトブランド70周年のアニバーサリーイヤーとして数々のイベントや魅力的な限定モデル、キャンペーンなどの施策も積極的に行われた。ブランド日本導入から10年、着実に存在感を強めてきたアバルトブランドも史上2番目の好実績である2955台を記録。2020年にはさらに勢いをつけて3000台の壁越えを目指す。
アルファロメオ、ディーゼル投入の効果は先送りか
アルファロメオの販売はわずかに落ち込み傾向にある輸入車市場全体の動向と足並みを揃える形となった。
2019年最大のトピックはステルヴィオとジュリアへクリーンディーゼル仕様が加わったこと。SUVのステルヴィオは当初の目論見通りガソリンとディーゼル比率が50%対50%の受注となっている。一方ジュリアはスポーティグレードのヴェローチェ人気が高いせいもあり、ディーゼル比率は約2割に留まっているという。
2020年には45の限定モデルを導入予定
2020年はとくにジープブランドの拡張に注力するといい、ディーラー数を2020年1月現在の80拠点から90拠点まで都市部を中心に増設するとともに、新CI導入店舗を75ヵ所まで拡大する。販売台数に関しては10%の伸びを見込んでいるという。
さらに2020年にはアルファロメオが110周年を迎え、ジュリアやステルヴィオのアップデートも行われる。また、ジープも2ドア・ショートホイールベースのルビコンをはじめ、様々な限定モデルの導入を予定。FCAジャパン全体では、年間通じて45モデルの限定車を発売する計画を打ち立てている。
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