2.5L 5気筒ターボで400psを獲得
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
アウディの新しいA3がテストされている姿を最近目撃されているが、われわれのカメラマンがホットハッチ版RS3が公道を走行している様子を初めて撮影した。ベースの次期A3の発表は2020年初めが計画されている。
エンジンは最新の高性能SUV、RS Q3と同じ2.5Lの5気筒ガソリン・ターボエンジンを搭載する予定。最高出力は400psと見込まれており、このセグメントでも最も強力なモデルとなるだろう。ちなみにメルセデスAMG A45 Sの最高出力は422psだ。
RS Q3の0-100km/h加速は4.5秒だが、小柄なRS3はそれを上回り、4秒を切る可能性がある。最高速度も280km/hを余裕で超えるはずだが、従来どおり249km/hでリミッターが掛かるだろう。
撮影されたプロトタイプは厳重にカモフラージュ・ラッピングが施されていた。だがRS3は標準のA3とは差別化された、オリジナルのデザイン要素が与えられていることは明らかだ。
ホイールは既に目撃されている次期A3プロトタイプのものよりかなり大径だし、タイヤの肉厚も薄い。その隙間から覗く巨大なベンチレーテッド・ディスクブレーキと、RSスタイルの2本出しマフラーが、高性能を物語る。
680psの大型SUV、RS Q8も登場へ
フロントグリルは現在のアウディに共通するデザインが与えられ、新しいRS6やRS4に通じる、ロー&ワイドな給気口が大きくくり抜かれている。一方でA3プロトタイプのサイドやリアに見られていた、クロームメッキの装飾トリムがボディに配されていないこともわかる。
このプロトタイプのデザインがそのままRS3の量産モデルへ展開されるのかは不明。だがアウディのエクステリアデザインを率いるアンドレアス・ミントによれば、大きなデザイン上の変更を与えると、以前コメントしている。
新しいRS3の発売日は未定だが、2020年3月のジュネーブ・モーターショーで新しいA3は発表予定だから、RS3にも何らかの動きがあると考えてもおかしくはない。
アウディの高性能車両部門、アウディ・スポーツが手掛けるRSパフォーマンス・モデルは近年増加の一途。TTやA3、A4、A5、A6、A7に加えて、Q3とQ3スポーツバックにも「RS」がラインナップされている。
そしてポルシェ・パナメーラ・ターボS Eハイブリッドと共有のV8エンジンから680ps近くを叩き出す、RS Q8も間もなく登場する予定。フラッグシップ・モデルとして君臨することになる。
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