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マツダCX-30 実車を撮影 四角くないSUV、でも大人4人が寛げる その作り込みとは

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マツダCX-30 実車を撮影 四角くないSUV、でも大人4人が寛げる その作り込みとは

CX-30は、SUVクーペではない

photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)マツダは、新型クロスオーバーSUVの「マツダCX-30」を日本発表した。全長4395mmという取り回しがしやすいサイズの新型車だ。

【画像】実車 マツダCX-30 全83枚

スタイリッシュなSUVのジレンマといえば、デザイン性と室内空間の確保という相反する2つの要素。それをどう料理するかが開発陣の腕の見せ所なわけだ。

サイドから見たCX-30は、ルーフラインが後ろ上がり。近ごろ人気のSUVクーペというカテゴリーは後ろ下がりのプロポーションだから、CX-30はこれには属さない。

ルーフ後方を高くしたのは、後席乗員の居住性を確保するため。同社のコンパクトSUV「CX-3」と比較して、リアシートの空間を上下方向で約40mmも広くしている。

Dピラーの角度

後ろ上がりのルーフライン、天井の内装素材の切り詰め、後席のフロア高さ/乗員のヒップポイントを20mmさげることで生み出された空間。「前席に183cmの方が座っても、後席に184cmの人が座れる」と開発者は胸を張る。

そうしたパッケージでありながら、流麗なスタリングに見せているのが、寝かせたDピラーの存在。そして、タイヤまわりを囲う黒い樹脂パーツの効果だ。

SUVなのに、四角い箱の形をしておらず、ボディがスリムに見える。居住性と美しさの両立。ジレンマは“強み”に変えることができるのだ。

内装にネイビーブルー

インテリアのトピックは、ネイビーブルーの内装色にチャレンジしたこと。バッグやシューズ、お財布で目にしたことがある。

デザイナーに話を伺うと、ネイビーブルーを明るくしすぎると白く飛んでしまい、暗くしすぎると沈んでしまうのだとか。フロントガラスへの映りこみ、耐久性、質感を検証し、ステッチの色合いを吟味したうえで辿りついたコーディネートだという。

撮影した車両は、赤が上級グレードのディーゼル車「XD Lパッケージ」。灰色がミドルグレードのガソリン車「20Sプロアクティブ・ツーリング・セレクション」。後者の内装色がネイビーブルーである。

われわれがイメージするSUVとは、外観も内装もひと味違う。マツダが編み出したSUVの新コンセプトはどう評価されるだろう。CX-30の発売日は10月24日だ。

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