もくじ
ー 2021年までに電動化モデルを倍増
ー PHEVスポーツカー ヴィジョンMネクストも公開
2021年までに電動化モデルを倍増
BMWは野心的な電動化計画を加速しつつある。2020年から2023年の間に25台の電動モデルを投入し、その半分以上が完全な電気自動車になるという。
同社によれば、電動化モデルの販売は現在から2025年まで、毎年30%以上も増える見込みだという。BMWのハラルド・クルーガーCEOは、2021年までに同社の電動化モデルを、今の2倍に増やすと述べた。
BMWが投資しているフレキシブルな新型アーキテクチャは、完全な電気自動車、プラグインハイブリッド、内燃エンジンのすべてに対応できる。これが同社の電動化計画を前進させるための鍵になるとクルーガーは言う。
BMWは間もなく新型3シリーズ・セダンとツーリングにプラグインハイブリッド仕様を投入する。
さらに7シリーズ、X3、X5のPHEV仕様も発表済みだ。将来的には同様のパワートレインがX1、5シリーズ、2シリーズ・アクティブツアラーにも設定される予定だ。
PHEVスポーツカー ヴィジョンMネクストも公開
BMWではまた、電気自動車SUVのiX3とミニ・エレクトリックの開発も最終段階を迎えている。
25日にミュンヘンで開催された「#NEXT GEN」イベントでは、次世代のプラグインハイブリッド2シーターを予告するBMWヴィジョンMネクストも公開された。
2輪車部門のBMWモトラッドもヴィジョンDCロードスターと呼ばれる電動バイクを発表した。
「われわれのビジョンは明確です。持続可能なモビリティを、持続可能な方法で生産することです」とクルーガーは語った。
同氏によれば、BMWは2020年までに再生可能エネルギー由来の電力のみを使用することを目指しているという。
同社はまた、BMW eドライブ・ゾーンと呼ばれる新技術の試みも発表した。2020年以降に販売されるプラグインハイブリッド車に標準装備されるというこのシステムは、都市部でジオフェンシング・テクノロジーを使い、排ガスを出さないクルマのみが走行できる「グリーン・ゾーン」を設定するというもの。
この区画に入るとクルマは自動的にEVモードに切り替わる。
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