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日本上陸はいつ?欧州で予約受付が始まったフォルクスワーゲンの新型電気自動車「ID.3」

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日本上陸はいつ?欧州で予約受付が始まったフォルクスワーゲンの新型電気自動車「ID.3」

フォルクスワーゲンは新しい電気自動車 「ID.(アイディ.)」ファミリー初のモデルとなる「ID.3(アイディ.3)」の事前予約をヨーロッパで開始した。

購入を希望する人は、ウェブサイ ト(https://vwcom.tdd.adacorcdn.com/id-prebooking-info/)で、初期生産の「ID.3」を事前予約することが可能。予約手付料は 1,000 ユーロとなる。

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事前予約専用のスペシャル エディション、「ID.3 1ST」は、充実した高性能の装備を特徴とし ており、生産台数は 3 万台に限定。

「ID.3」シリーズでは、新しい燃 費基準の WLTP モードにおいて 330~550km の航続距離を実現する 3 種 類のバッテリーが選択可能となるが、「ID.3 1ST」は、その内もっとも人気の高い仕様になることが予想されている航続距離 420km(WLTP)のミディア ム・サイズのバッテリーが搭載される。

もっとも容量が少ないバッテリーを 搭載した「ID.3」モデルのドイツにおける希望小売価格は 3 万ユーロ以下より、 「ID.3 1ST」スペシャル エディションの希望小売価格は 4 万ユーロ以下より発 売される(いずれも政府の補助金を除いた金額)。

また、「ID.3 1ST」を事前予約した人に、max. 2,000 kWh 相当の充電を無料にするサービスを初年度において提供。

フォルクスワーゲンの充電アプリ「We Charge」に対応した充電ス テーションに加え、ヨーロッパ全域で、可能な限りエコ電力の供給を行なっている IONITY 急速充電ネットワーク(フォルクスワーゲンが参加)を利用すること ができる。

「ID.3」はカーボンニュートラルな車両。サプライチェーンをはじめ、バッテリーセルや車両の生産においてもカ ーボンニュートラルを目標にしている。

そのため、再生可能なエネルギーに よって発電された電力の使用を徹底。生産工程において避けられ ない CO2 排出量は、認証された気候プロジェクトへの参加によって相殺される。

「ID.3 1ST」の生産は、計画どおり 2019 年末に開始され、最初のクルマは、2020 年の中頃に納 車される予定。

フォルクスワーゲン ブランド セールス、マーケティング、アフターセールス担当取締役のユルゲン シュタックマン氏は次のようにコメントしている。

「“ID.3”の事前予約がヨーロッパ全 域で開始されることにより、お客様 にとって、フォルクスワーゲンによる e モビリティの実現が具体的なもの に感じられることとなるでしょう。今 日から、すべての人々が弊社の e モビリティに参加できるようになりま す」

「“ID.3”により、私たちは、“Beetle(ビートル)”と“Golf(ゴル フ)”に続く、ブランドの歴史における戦略的に非常に重要な 3 番目の時代の 扉を開くことになります。“ID.3”により、私たちは電気自動車を手の届くものと します。私たちは、“ID.3”をもって、まずヨーロッパを電動化し、その後、近い 将来に “ID.”ファミリーの新たなモデルを加えながら、欧州以外の地域にも広 げていきます。」

希望する人は「ID.3」限定スペシャル エ ディションの事前予約を行なうことが可能(写真はカモフラ ージュが施されたモデル)

「ID.3 1ST」スペシャル エディションには、4 つのボディカラーと 3 つのバージョ ンが用意。すべてのバージョンは、大径ホイールと充実した装備が特徴。

「ID.3 1ST」の装備には、ボイスコントロールとナビゲーシ ョン システムが含まれ、「ID.3 1ST Plus」には運転支援システムの「IQ. Light」、 ツートーン カラーのエクステリアとインテリアが追加。さらに、「ID.3 1ST Max」には、大型パノラマ ガラスルーフに加え、AR(拡張現実)テクノロジ ーを採用したヘッドアップ ディスプレイといった革新的な装備が含まれる。

事前予約は、ヨーロッパの 29の市場で行なうことが可能。「ID.3」にとって、 もっとも重要なヨーロッパの市場は、ノルウェー、ドイツ、オランダ、フランス、イ ギリス、オーストリア。フォルクスワーゲンは、年間平均 10 万台以上を販 する計画を立てている。

構成/編集部

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