BMWのエントリーコンパクトモデル、新型1シリーズのプロトタイプの開発シーンが公開された。まだカモフラージュ柄だが、最近のBMWデザインに則り、大型のグリルが装着されるだろう。
3代目となる1シリーズは南フランスのミラマで順調に開発が進められている。最大の話題は前輪駆動(FWD)となることだ。もちろんグレードによっては4WDもラインナップされる。2014年に発売されたi3sで培ったFWDのノウハウが活かされ、BMWパフォーマンスコントロール(ヨーコントロール)技術によって俊敏性を増している。
パワートレインは2.0ℓ直4ターボながら306psを発生するなどパワフルで、かつCO2排出量を162~155g/kmに抑えるなど、環境性能も配慮していると謳う。トップグレードになると目されるM135iはxDrive、つまり4WDとなる見込みだ。
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まだエクステリアの写真しか公開されていないが、横置きエンジンのFWDとなることで、より広い室内を手に入れられるだろう。後席のレッグルームは33mm、ヘッドルームは19mm拡大する見込みで、荷室容量も20ℓ増加して380ℓになるという。
正式なデビューは今年のフランクフルト・ショー前後となるだろう。日本への導入時期は未定だ。
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