心臓部には至宝の2.6Lコンプリートエンジンを搭載!
パワーだけではなくハイレスポンスなフィーリングまで求めた特性
JZA80スープラで「低くカッコ良く」をとことん追求したらこうなった!
BNR34の登場と同時に開発をスタートさせ、長い時間をかけて熟成を進めたマインズの看板デモカーの登場だ。
見た目はノーマル然としていても、いざ走らせると速い。そんな大人の仕様がコンセプトで、エンジンはマインズのコンプリートエンジンステージIIIで構成されている。
このパワーユニットは、鍛造ピストンと軽量クランクシャフトの組みこみや各種バランス取り、ヘッド加工などキッチリ手が加えられた至宝の2.6Lチューンドエンジンだ。カムはオリジナルのスーパーカムシャフトショワーPro(IN/EX260度)がセットされ、タービンにはレスポンス重視でGT2530をツインで装着。最大ブースト圧1.4キロ時に630ps/60kgmを発揮する。
エキゾースト環境は「より静かでパワーのあるマフラーが欲しい」というBNR34オーナーの要望に応えるべく構造がイチから見直したフルチタンマフラー、サイレンスVX PRO TITANIIIをインストール。メイン90φ→出口120φのレイアウトを採用している。
一方の足回りはセッティングを徹底的に追いこみ“軽量化をしない”という独自のレギュレーションを設けてセットアップ。軸となるESTAフルスペックサスペンションIIIダンパー(FR12.5k)は、3WAYの減衰力調整機構を持つ本格的なサーキットスペック。ブレーキはフロントAPの6ポット&355mmローター、リヤに4ポット&330mmのキャリパーとローターが装着され、フロントに関してはレーシングカーに使われることが多い水冷式となっている。
フロントロワアームとテンションロッドは一体型のジュラルミン製で、これはマインズのオリジナルアイテム。キャスターやキャンバーを調整することができ、アライメントのセットアップ幅が大きく広がる。もちろん車検対応品だ。また、各部ブッシュはピロ化されていてクルマの動きをクイックでシャープなものにしている。
ホイールはマインズの鍛造マグネシウムモデル、エボリューションII(10.2J)。そこにポテンザRE-11S(265/35-18)をセットする。
「パワーだけではなく、ハイレスポンスなフィーリングを重視した特性ですね。どの回転から踏んでも瞬間的に立ち上がるトルクも魅力です」とは新倉代表。
随所に見られるジェントルな大人のためのメイキング。それこそが、マインズ流チューンドGT-Rの神髄といえる。
●取材協力:マインズ 神奈川県横須賀市林5-7-25 ☎︎046-857-3313
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