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ニューモデル 2019.3.13

インフィニティ、西ヨーロッパから撤退へ 北米/中国に注力

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もくじ

ー 英国工場製モデル 7月に生産終了
ー 投資に見合う顧客 見込めず
ー 社員 できるだけ配置転換

    スバル英インポーター「レヴォーグで失敗」 欧州仕様、自然吸気エンジン設定へ

英国工場製モデル 7月に生産終了

日産の高級車ブランドであるインフィニティが、西ヨーロッパ市場から撤退を決めた。もはやこの地で成功の見込みがないとの判断が下されたのだ。

日産のサンダーランド工場で生産されている英国製のQ30とQX30は、7月に生産終了となる。インフィニティは2020年の初めよりヨーロッパにおける全ての事業を終了していく予定だ。

今回の動きはインフィニティの世界的な再構築策の一環だ。今後は北米と中国に集中することになる。東ヨーロッパ、中東、アジアでの事業は縮小しながら続けていくという。

インフィニティは2008年にヨーロッパと英国における事業を開始したが、成功したとは言えなかった。これまでにヨーロッパで6万台、英国では1万台しか売れていない。

投資に見合う顧客 見込めず

同社では今回の決定について、ヨーロッパで導入される企業平均排ガス規制に適応するためには大きな投資が必要であり、それがもはや持続不可能であることを主な理由として挙げている。来年からヨーロッパで施行される規制では、メーカーごとのCO2平均排出量を95g/km以下にすることが求められる。これを達成するためには電動化に向けた大きな投資が避けられない。

電動化技術には莫大な研究開発費が必要だ。開発費に見合うだけの顧客が見込めなければ、厳しさを増すヨーロッパの排ガス規制に適合するための必要な投資を行えない。今回の決定は、それを検証し判断されたというわけだ。

広報担当者によれば、インフィニティは他の自動車メーカーと同様、電動化技術に投資して、この排ガス規制の目標値を達成することが可能だという。しかし、同社にはそうするだけの成功の見込みがなかった。

社員 できるだけ配置転換

真っ先に廃止されるQ30とQX30は、決して多くの台数が売れているというわけではなかったが、消費者のディーゼル離れによって売り上げは伸びつつあった。両車がなくなるとインフィニティのラインナップはQ50サルーンだけになる。

その代わり、インフィニティは中国と北米でさらに多くのSUVを生産することに注力する。

サンダーランド工場で働く7000人のうち、約250人がインフィニティ車の生産を担当している。日産はインフィニティの社員をできるだけヨーロッパ内で配置転換したいと望んでいる。

インフィニティの販売店は来年初頭まで営業を続け、その間に顧客が今後もサービスや保証、リコールなどが受けられるように手筈を整える。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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みんなのコメント

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  • neo*****|2019/03/13 17:49

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    ヨーロッパは高級車市場難しいね。欧州メーカーが強すぎる。レクサスでさえヨーロッパは赤字。アメリカ中国では人気あるので、選択と集中はいい判断ではないかね。
  • rex*****|2019/03/13 18:57

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    というか、EU離脱を抜きにして、インフィニティもレクサスも魅力的な要素を打ち出せていないのが問題かと。
    ライバルはワゴンなどもあるし、ディーゼルエンジンやハイパフォーマンスモデルのラインアップも豊富で、そのなかで闘っていくのはかなり厳しい。
    だけどこれは衰退ではないからね。自動車産業の大変革期が落ち着いたら、また挑戦して欲しい。
  • dgc*****|2019/03/13 19:31

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    この最初の写真のクーペが日本に入って来なかったのが残念、スカイラインといえば2ドアありき、というのはいずこへ。

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