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新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラのメカニズムを徹底解説!

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新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラのメカニズムを徹底解説!

小さなボディに小排気量エンジンの組み合わせながら、堅牢なラダーフレームと機械式副変速機によるパートタイム4WDシステムがもたらす本格的な走破性を武器に、世界の森林などの未開地で働くプロたちからの信頼も厚い。今回のモデルチェンジでも、そうしたプロフェッショナルの期待を裏切らない性能を与えるため、熟成された技術と最新の知見が盛り込まれた。

細かな配慮を感じるスイッチ類

ホンダ・ステップワゴン Modulo Xがマイナーチェンジ

安全につながる広い視界とドアミラー

3段階に開くフロントドア

より使い勝手が向上した室内

JIMNY

JIMNY SIERRA

エンジンと協調制御された空調

快適&安全に進化したフロントシート

新設計でより堅牢になったラダーフレーム

的確に制動を減衰させるボディマウントゴム

適所に高張力鋼板の採用を拡大

シエラ高張力鋼板使用率(重量比)
シャシーフレーム:65(先代20)%
アッパーボディー:25(先代14)%
フレーム+ボディー:40(先代16)%
黄色:440MPa以下
青色:590MPa以上

防錆性能を向上

静粛性を高める対策も随所に

人知れぬ苦労で新しいデザインを実現

グリル&カウルへの鈑金部品採用

ヘッドランプレンズにも細かな工夫

不利な形状も細部で改善

多機能なドリップレール

ボディ下面でも空力対策

R06A 直列3気筒 660ccターボエンジン

エンジン型式:R06A
排気量(cc):658
種類・気筒数:直列3気筒ターボ
弁機構:DOHC12バルブ 吸気VVT
ボア×ストローク(mm):64.0×68.2
圧縮比:9.1
最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):96[9.8]/3500
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):40

インタークーラーは前置きに変更

伝統のレバー式副変速機による4WD切り替え

シフトレバーの振動を低減する新構造

K15B 直列4気筒 1.5ℓエンジン

エンジン型式:K15B
排気量(cc):1460
種類・気筒数:直列4気筒
弁機構:DOHC16バルブ 吸気VVT
ボア×ストローク(mm):74.0×84.9
圧縮比:10.0
最高出力(kW[㎰]/rpm):75[102]/6000
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):130[13. 3]/4000
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):40

構造・寸法に変更のないディファレンシャル

軽く錆びにくい燃料タンク

新工法の採用で高精度になったプロペラシャフト

伝統の前後3リンクリジッドアクスル式サスペンション

アクスルハウジングの骨格を強化

快適な走りを生むステアリングダンパー

ブレーキペダルフィールを向上

ブレーキに関しては、ペダルフィーリングの向上が図られた。従来ペダルストロークが長く利き始めが遅いという指摘もあり、その対策としてペダルのレバー比の変更とそれに合わせたブレーキブースターによる倍力比の調整を行なった。

リジッドアクスルの高い走破性

ヒルホールド&ヒルディセントコントロール

横滑り防止装置のESP(一般名詞はESC)は、シエラには従来から付いていたが、新型では新たに、ヒルホールド及びヒルディセントコントロール制御を追加。坂道発進の際にブレーキをホールド、急坂を下る際、速度が4Hで約10km/h、4Lで約5km/h以上に上がらないようブレーキを自動制御する。ヒルホールドコントロールは、4L選択時にESPオフスイッチを長押しすることで解除が可能。ヒルディセントはスイッチによる選択式なので、不要の場合はどちらもカットすることができる。

軽量衝撃吸収ボディTECT[テクト]で安全に

トラクションコントロール初採用

デュアルセンサーブレーキサポートを採用

後席シートベルトリマインダー

歩行者傷害軽減も万全

タイヤ性能も新型用に新設計

タイヤの銘柄は、どちらもBSのデューラーH/T684IIだが、新型に合わせてチューニングした新設計品。ジムニーのスチールホイールの幅を、アルミホイールと同じ5.5Jに統一したのも新しいところだ。

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