12分間で80%までの急速充電
アウディは、2020年までにEVの充電技術を向上させ、12分で80%までの急速充電を可能にすると発表した。同社初の完全EVであるeトロンは、150kW充電器により80%までの充電に30分を要する。
続報 アウディeトロン、専用装備で空気抵抗低減 航続距離確保のため
しかし、この150kW充電器はアウディ、BMW、フォード、メルセデスなどが協力するイオニティのネットワークによるものだ。これらはバッテリー技術が進化すれば350kWでの充電にも対応する。
2020年に発表予定のアウディ第3のEV、eトロンGTはこの350kW充電に対応するとのことだ。Eトロンの製品マーケティングマネージャー、ヨハネス・エクステインが認めた。
現在のバッテリー技術は350kW充電には対応していない。しかし、次世代型ではこれに対応するとのことだ。10分で充電ができるとなれば、EV最大の懸案である航続距離の問題を解決し、実用性が飛躍的に高まるだろう。一般的にガソリンや軽油の給油には平均で7分間を要している。
2020年に登場するポルシェ・タイカンも、350kW充電により「15分間の充電で400kmの走行が可能」とされている。
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