前年同期比でプラス11%
アウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.は、2018年度の上半期(1月1日~6月30日)の世界販売台数が2327台を達成したことを発表した。
ランボルギーニ新型、4ドアGT/ミドスーパーカーか ただし20年代半ば
前年同期比で11%増の数値となり、5年前の年間販売台数を上回る記録となった。
アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリは次のようにコメントしている。
「ランボルギーニは好調です。4連続の半期記録更新は、ランボルギーニのブランド、製品、販売戦略の持続力を裏付けるものです。また、新モデル開発と、スーパーSUVウルスの生産増というふたつの挑戦を同時にこなす前例のない状況の中で達成でき、素晴らしい快挙となりました。ランボルギーニの長い歴史の中でこれだけの大躍進ができたのは、他のどこにも引けを取らないランボルギーニ・チームの情熱、献身、高い技能があってこそだと思います」
好調を支えたモデルについても発表された。
ウラカン、アヴェンタが伸びる
上半期の伸びを牽引したのは、ウラカンとアヴェンタドールだ。ウラカン・ペルフォルマンテの躍進に後押しされ、クーペ、スパイダー、レースカーの各バージョンを含むモデルラインであるウラカンの販売台数は、1400台から1604台に増加。アヴェンタドールも、前期同様の高水準を維持し、673台が販売された。
ランボルギーニ最大の市場は今期もアメリカで、日本とイギリスがこれに続く。最も好調な地域は、30%以上の伸びを示したヨーロッパだ。特に、イタリア、イギリス、オーストリアで最も高い増加率を記録した。
ウルスの開発・生産のためにサンタアガタ・ボロネーゼ本社で行った設備投資も終了し、ランボルギーニは今後も好調な状態が続くと見られている。
ドメニカリCEOは、「2017年に売上10億ユーロという節目を初めて超え、スーパーSUVのデリバリーも迫り、ランボルギーニがブランドの独自性を決して失うことなく、次の次元へと進む用意が整いました。」とランボルギーニが2018年度の後半についても堅調な成長が続くことを改めて表明した。なお「ウルス」は、まもなくデリバリーが開始される予定だ。
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