車重、1500kgという情報も
新型トヨタ・スープラのチーフエンジニア、多田哲哉に、デモ走行が行われたグッドウッドの会場で取材することができた。
『新型トヨタ・スープラ(A90) 86よりも低い重心/短いホイールベース』すべての画像をみる
その時のやりとりから、新型は最大トルク:53kg-m前後、車重:1500kgというスペックが見えてきた。
「具体的な数値をお伝えすることはできませんが、搭載エンジンのアウトプットはレクサスのFシリーズ(最大トルク:53kg-m台)と同等です」
「それでもご覧頂きました通り、このモデルは軽量でコンパクトです。ホイールベースはGT86よりも短く、(1700から1800kgある)Fシリーズよりも約200から300kgほど軽いのです」
今回確認できた情報は、ネット上にリークされている車重1496kgという数値を裏付けるものだ。
それが正しければ新型は、
・GT86よりも250kg重い
・先代スープラよりも14kg軽い
・ポルシェ911カレラS(PDK車)よりも14kg軽い
という重量になると考えられる。カレラS(PDK車)は、スープラの予想0-100km/h加速タイム、3.8秒に最も近いライバルだ。
前後重量配分は50:50
新型は直6ターボエンジンを採用し、後輪を駆動。多田によれば「リミテッドスリップ・ディファレンシャルを装備し、前後重量配分は50:50」であるという。
さらに彼は、新型がニュートラルなバランスを実現しており、自身がエンジニアリングを指揮したGT86よりも熱中させられるところがあると話している。
「重心はGT86よりも低くしました。ボディ剛性は2倍になっています」
われわれが、新型スープラの市販仕様を目にするのは2019年初頭ということになろう。生産開始は同年春だ。
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