現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新情報判明!! トヨタ新型ヴィッツは「ヤリス」と改名して2019年に登場!!

ここから本文です

新情報判明!! トヨタ新型ヴィッツは「ヤリス」と改名して2019年に登場!!

掲載 更新
新情報判明!! トヨタ新型ヴィッツは「ヤリス」と改名して2019年に登場!!

 現行型(3代目)ヴィッツのデビューは2010年12月。売れ筋のコンパクトカークラスであり、欧州で広く展開する世界戦略車であるが、すでに登場から7年半が経過している。

 このコンパクトクラスはライバルも長期モデル化しているとはいえ、さすがにそろそろ次期型の開発も進んできたはず……といったところで、ベストカーのスクープ情報班のもとに、新型の開発情報が飛び込んできた。
 以下、その情報を仔細にお届けしたい。

「徳川幕府にならないように」トヨタ新型クラウン15代目の挑戦

文:ベストカー編集部
ベストカー 2018年6月26日号より

■世界的に広まりつつあるホットハッチの復権

 かつて若者たちのスポーツモデルといえば、2BOXをベースにした「ホットハッチ」だった。1980年代、3代目スターレットはターボを搭載し、同じ頃にシティターボやシャレードデトマソなども登場。ホットハッチは、コンパクトなハッチバック車がベースなため手頃な価格で実用性も高く、それでいてスポーツカーに負けない実力も併せ持つとあって、当時高い人気を集めた。

現行型ヴィッツは2010年12月発売。細かいマイチェンや一部改良を繰り返している(最新の変更は2018年5月に安全装備を見直す一部改良と特別仕様車を設定)

 しかし1990年に近づくと、当時の若者たちの関心はシルビアやロードスターといったスポーツクーペへと移行。さらに、スープラやフェアレディZ、GT-R、RX-7などの高価な本格ハイパフォーマンススポーツが憧れの的となっていった。

 ところが、また最近はコンパクトハッチバックをベースにしたスポーツモデルへの注目が高まりつつある。

 国産車は、スイフトスポーツやノートNISMOなどがあるものの、その数はまだ少ない。しかし海外に目を向けると、VWポロGTIやフィアット500ベースのアバルトはもはやこのカテゴリーでは定番だし、昨年にはルノートゥインゴの高性能版「GT」が登場。さらに、ルーテシアR.S.やプジョー208GTiなどもあり、欧州のコンパクトハッチにはとても魅力的なスポーツグレードが設定され、車種も充実している。

 欧州のコンパクトハッチはスポーツモデルをトップグレードにしたグレード構成で、そのモデル全体の魅力を引き上げているのだ。

 そしてこれを今、トヨタはヴィッツの次期モデルでやろうとしている。

■新型ヴィッツ改めヤリス、デザイン判明!!

 今回ベストカー本誌が掴んだ情報によると、次期型ヴィッツはネーミングを一新。世界統一の「ヤリス」に改名する。

 また、今回はさらに次期型の新情報を入手した。

 まず、デザインが完全に判明した。

今回、デザインが完全判明。大型のフロントグリルや所々でエッジを効かせたボディラインなどが採用され、標準モデルもスポーティなデザインに生まれ変わる

 フロントマスクは3月に北米で公開された新型カローラハッチバックと共通するような迫力ある大型グリルを採用するのが特徴。リアフェンダーから後ろ側に回り込むキャラクターラインも印象的だ。そのボディサイズは、標準車で全長3940×全幅1695×全高1475mm。スポーツモデルは3ナンバーワイドボディになる。

 そして、このスポーツモデルはモータースポーツでのノウハウが投入された 「GR」モデルで、次期モデルで一番の注目グレードになる。

 というのも、現在トヨタはヤリスでWRCに参戦しているが、実はこのWRCのイメージを市販のヤリスに活かしたい狙いがあるのだ。そのため、モータースポーツに深く関わるスポーツモデル「GR」の存在が重要となる。

 また、搭載エンジンについてもさらなる詳細がわかってきた。NA車はすべて直列3気筒となり、標準モデルのエンジンは1L、1.3L、1.5Lが用意され、組み合わされるトランスミッションはCVT。

リアからの眺めは、リアフェンダーからリアハッチへと回り込むようにつながるキャラクターラインがデザイン上の特徴。登場は2019年末が有力

 ハイブリッドも設定され、こちらはアクアなどと同じ従来の1.5L+THSになる。駆動方式はFFに加えて、プリウスと同じシステムのHV4WDも用意される。

 スポーツモデルのGRは1.6lの3気筒ターボを搭載。トランスミッションは6速MT、それに新開発のハイパワー対応ATが組み合わされるという情報がある。

 デビューは、標準モデルは2019年末、GRは1年ほど遅れて2020年になる見込み。さらにスポーツモデルはエンジンまでチューニングの幅を広げ、より過激な走りが楽しめるGRMNモデルも計画しているというから、こちらも期待大。

スポーツモデルの「GR」仕様は新開発の1.6L直3ターボを搭載。ワイドフェンダーを採用して3ナンバーサイズになる。WRC(世界ラリー選手権)に参戦するヤリスが、新型では「そのイメージ」を色濃く反映したモデルとなる

 ヴィッツといえば、1999年に(スターレットの後継車として)初代モデルが登場し、現行型となる3代目は2010年12月に誕生した。以来7年半、地道に進歩を遂げてきたが、ここにきていよいよその世界戦略車としての役割を存分に発揮すべく、「ヤリス」という車名で勝負に出る。

 本件は続報が入り次第、順次お伝えしてゆきたい。

こんな記事も読まれています

6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売
6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売
くるまのニュース
JR中央本線の上空 一夜にして橋が出現! 名古屋‐中津川の国道19号バイパス「瑞浪恵那道路」
JR中央本線の上空 一夜にして橋が出現! 名古屋‐中津川の国道19号バイパス「瑞浪恵那道路」
乗りものニュース
ニューウェイがレッドブルを離れても、ライバルの獲得は2027年までお預け? 契約に不履行条項が存在か
ニューウェイがレッドブルを離れても、ライバルの獲得は2027年までお預け? 契約に不履行条項が存在か
motorsport.com 日本版
歩行者でも道交法違反になる! マラソンや駅伝の規制中に警察の指示に従わず「コースを横断」は罰則の可能性アリ!!
歩行者でも道交法違反になる! マラソンや駅伝の規制中に警察の指示に従わず「コースを横断」は罰則の可能性アリ!!
WEB CARTOP
電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
レスポンス
プリウス顔のSUV!!  しかもEVってマジか!!  トヨタ本気のEV攻勢
プリウス顔のSUV!!  しかもEVってマジか!!  トヨタ本気のEV攻勢
ベストカーWeb
日産が新型「エヴォ・コンセプト」世界初公開! めちゃカッコいい「流麗セダン」中国で登場! どんなモデル?
日産が新型「エヴォ・コンセプト」世界初公開! めちゃカッコいい「流麗セダン」中国で登場! どんなモデル?
くるまのニュース
エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離脱を決断との報道。ホーナー騒動が一因か。チームは2025年末までの契約を強調
エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離脱を決断との報道。ホーナー騒動が一因か。チームは2025年末までの契約を強調
AUTOSPORT web
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
ホンダの赤い「新型プレリュード」初公開! “2ドアクーペ”実車展示で反響スゴい!? 25年登場!? 車名復活で米国でも注目
くるまのニュース
スズキ「GSX-8R」の仕立ては想像超え!! 親しみやすく扱いやすいマルチなポーツバイクだった
スズキ「GSX-8R」の仕立ては想像超え!! 親しみやすく扱いやすいマルチなポーツバイクだった
バイクのニュース
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
ランドローバー ディスカバリースポーツ、エントリーグレードを追加…2025年モデルの受注開始
レスポンス
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
デカすぎ……レクサスLMは48インチのディスプレイ採用!! もう「高級車=セダン」は時代遅れ? 高額なミニバンやSUVが登場するワケ
ベストカーWeb
トヨタ「GRヤリス」のマイナーチェンジはフルモデルチェンジに等しい! 初期型ユーザーは買い替えのご準備を
トヨタ「GRヤリス」のマイナーチェンジはフルモデルチェンジに等しい! 初期型ユーザーは買い替えのご準備を
Auto Messe Web
マットモーターサイクルズのニューモデルDRK-01(250/125)受注開始!同社初の水冷エンジン搭載車は6月下旬発売予定
マットモーターサイクルズのニューモデルDRK-01(250/125)受注開始!同社初の水冷エンジン搭載車は6月下旬発売予定
モーサイ
「コイツ、実はクルマです…」馬って公道OKなの!?高速道路は?
「コイツ、実はクルマです…」馬って公道OKなの!?高速道路は?
月刊自家用車WEB
テスラのすべてのモデルが新価格に! Model 3 RWDやModel Y RWDがこんなに安く!
テスラのすべてのモデルが新価格に! Model 3 RWDやModel Y RWDがこんなに安く!
月刊自家用車WEB
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
テスラ、モデル3に価格改定とスポーツ走行まで楽しめる”パフォーマンスモデル”を追加
月刊自家用車WEB
渋滞対策の最終兵器! 『渋滞情報マップby NAVITIME』ならリアルタイムで渋滞回避をサポート
渋滞対策の最終兵器! 『渋滞情報マップby NAVITIME』ならリアルタイムで渋滞回避をサポート
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

118.2194.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0338.6万円

中古車を検索
ヴィッツの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

118.2194.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0338.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村