ロールス・ロイス・モーターカーズは6月11日、ロールス・ロイス初のSUVモデル「カリナン」の日本国内における予約販売受付を開始し、プレス向けの発表会を行った。
カリナンはロールス・ロイス初の4輪駆動車で、同社独自のアルミ製スペースフレーム構造「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」に、オフロード走行における大きな入力に対応した自動レベリング式エアサスペンションを採用。ロールス・ロイスの代名詞でもある「魔法の絨毯のような乗り心地」を、オフロードでも実現しているという。
ロールス・ロイスが手掛ける初のSUV・カリナンを発表会場でチェックした
全長5340mm、全幅2000mm、全高1835mm、ホイールベース3295mmという堂々たるボディに搭載されるエンジンは、最高出力571psを発生する6.75LのV12ツインターボエンジンで、最大トルク850Nmを1600rpmという低回転域で発生させるよう、最適化が図られている。
カリナンのスタイリングは、フロントはフロントのパルテノングリルと、それに比較して上下に薄いヘッドライトという定番の組み合わせとなるが、リアには控えめながらもしっかりとノッチが設けられており、ロールス・ロイスは“3ボックス”SUVと謳っている。リアゲートは、ロールス・ロイス史上初となる、開閉式テールゲートを採用し、上下に分割して電動により開閉する。
リアシートは、左右独立したシートで2名用の「インディヴィジュアル・シート」と、3名用の「ラウンド・シート」の2種類が用意される。
よりラグジュアリーな「インディヴィジュアル・シート」は、リアシート後ろのガラス製パーテーションにより、リアシートとラゲッジルームを空間的に完全に分割することが可能となっており、ラゲッジの熱気や寒気の車内への侵入を防ぐと同時に、高い遮音性を実現している。左右にセパレートされた後席の間には、シャンパングラスやデカンタなどの収納スペースや、シャンパンなどを冷やすクールボックスが内蔵され、後席での旅をより快適なものとしている。
また、「インディヴィジュアル・シート」のラゲッジルームには、フロアに格納された2脚のレザーチェアとカクテルテーブルがワンタッチで後方にせり出す「ビューイング・スイート」や、フィッシングやスノーボードなどの用具を収納する電動の引き出し「レクリエイション・モジュール」がオーナーの要望に応じてオプションで用意される。
一方、3名用の「ラウンド・シート」は、より一般的な構成となっており、トランクおよびリアドアポケットの操作ボタンで、リアシートを一度に、もしくは個別にも倒すことができる。
ロールス・ロイス カリナンの価格は、3800万円となるが、豊富なオプションをオーナーの好みに応じてチョイスしていくことができる。
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