2019年型BMW Z4 ペブルビーチで発表確定 スペック公開は1カ月後のパリ

もくじ

ー ペブルビーチで発表
ー トヨタ・スープラと共同開発

ペブルビーチで発表

BMWは新型のZ4を8月にペブルビーチで発表することを公式に認めた。その約1カ月後のパリモーターショーで詳細なスペックが発表されるだろう。

2019年3月発売予定の新型Z4は、1年以上前からテスト風景がカメラに収められてきた。最新の目撃情報では、ほぼ市販仕様と見られるボディに軽い偽装が施されていた。以前目撃されたものよりも小径のホイールが装着され、下位グレードであると予想される。

以前のビデオでは、高速でコーナリングする姿が映されていた。ノーズにはウイングレットが装着され、高負荷時の性能を確認していたものと見られる。



このクルマのパワートレインは、BMWの最新のターボ付きガソリンエンジンとなるだろう。Z4 sDrive 30iでは2.0ℓの4気筒ターボが搭載され、251ps程度になるだろう。よりパワフルなグレードでは、M240iとも共通な355psの3.0ℓ6気筒が搭載される。どちらのエンジンにも後輪駆動とZF製8速ATが組み合わされるだろう。

トヨタ・スープラと共同開発

Z4は近日登場のトヨタ・スープラと多くのコンポーネンツを共有し、ハイブリッド仕様も投入される見込みだ。これに限っては4WDとなる可能性もある。

BMWがZ4にM3やM4とも共通のリアアクスルを採用したことから、431psの3.0ℓ直6ツインターボまたは370psの3.0ℓターボを搭載したグレードも想定できる。これには7速DCTが組み合わされるだろう。

このクルマにはMモデルのバッジが取りつけられ、専用のボディとより走りに特化したシャシーセッティングが与えられるだろう。

BMWは次期型Z4の登場を2015年に予告し、翌年にはコンセプトカーを発表した。

このクルマは新しいスポーツカー用プラットフォームを採用し、トヨタのスープラと共同開発だ。Z4はコンバーチブルだが、スープラはハードトップ仕様となる。新型スープラのデザインは2014年デトロイトショーで公開されたFT-1の流れを汲むものとなるだろう。