2020年F1プレシーズンテスト2の2日目、レッドブル・ホンダは午前にはマックス・フェルスタッペン、午後にはアレクサンダー・アルボンを走らせ、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーによりテスト作業を進めた。
2月27日のスペイン・バルセロナは、前夜の雨により、セッション序盤は路面が湿った状態だったが、次第に乾いていき、スリックタイヤで走行可能なコンディションになった。
【第2回F1テスト2日目・タイム結果】フェラーリ最速、アルファタウリ・ホンダが0.225秒差の2番手。メルセデスにトラブル
フェルスタッペンは31周を走行、1分17秒738(C2タイヤ)のタイムで13人中6番手となった。ランチタイム後にマシンを引き継いだアルボンは、61周のなかで1分18秒393(C2タイヤ)の10番手タイムをマークした。
午前セッション序盤、フェルスタッペンは、空力計測装置のエアロレイクを装着してコースに出た際に、最終セクターでスピン、この時はマシンにダメージはなかった。しかし午前セッション終盤、ターン5でコースオフし、グラベルから抜け出せなくなり、赤旗をもたらす結果になった。序盤のコンディションとこのアクシデントの影響で、フェルスタッペンの周回数は31周にとどまった。コースオフについてフェルスタッペンは、「路面の濡れた部分が見えずにそこに乗ってしまったが、プッシュしすぎていたのも確か」と述べている。
アルファタウリ・ホンダのガスリーは、午後のセッション終盤に2番手タイムにあたる1分17秒066(C5タイヤ)をマークした。このタイムはこの日、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがC5タイヤで記録した最速タイムとわずか0.225秒差であり、周回数も139周に上った。
「今朝は昨晩の雨により路面がダンプの状況からセッションが開始しました」とホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治氏は一日を振り返った。
「ホンダ勢の2チームはともにエアロレイクを装着していたため、路面コンディションがよくなるまでしばらくガレージで待つ形となりました。ガスリー選手が担当したスクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、路面が乾いた後に車体のセットアップ調整を行い、その後レースシミュレーションを実施するなど、139周を走行しPU(パワーユニット)としても有意義なデータを得ることができました」
「午前にフェルスタッペン選手、午後はアルボン選手が走行を担当したアストンマーティン・レッドブル・レーシングも、車体側セッティングを変更しながら走行を行いました。全体の周回数は多くなかったものの、PUとしてもさまざまな状況でテストを行えた一日になりました」
「いよいよ明日は開幕前オフシーズンテストの最終日になります。メルボルンに向けしっかりと準備を整えるために、最後の1日を充実したものにできればと考えています」
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