カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで、開幕戦前最後の3日間にわたるテストが開始された。
開幕戦の舞台でもあるカタール。カタールGPはナイトレースで行なわれるということもあり、午後の暑いコンディションの中、走行に入るライダーは少なかった。
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しかしそんな中でも、ルーキーのブラッド・ビンダー(KTM)とイケル・レクオナ(テック3・KTM)は開始2時間という早い段階でコースインしていった。また、ドゥカティのダニーロ・ペトルッチも彼らに続いてコースへと向かった。
開始から3時間の段階では6人のライダーがコースへ入り、ルーキーのアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)が1分57秒863でひとまずトップタイムをマークした。ただ、アレックスはターン7でクラッシュを喫してしまった。
その後4時間が経過しようという頃に、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが1分56秒079をマークしトップへ浮上。アレイシとアプリリアは一新されたマシン『RS-GP』の信頼性向上に焦点を当てて取り組んでいた。
そこからは、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)によってトップタイムが更新されていった。
またドヴィツィオーゾは車高調節機能をテストしていた。これは昨年ドゥカティがスタート改善目的で導入したホールショットデバイスの進化版だと考えられる。なおドヴィツィオーゾはこの日、ターン8で転倒を喫している。
ヤマハもホールショットデバイスをセパンテストに持ち込んでいたが、マーベリック・ビニャーレスはカタールでも同デバイスを装備して走行した。
なおヤマハはカタールテストには新パーツを持ち込んでいないとしており、セパンテストでテストしたものの磨きをかけることに集中している様子だ。
ビニャーレスは最終的に1分54秒494をマークし、トップタイムを記録。しかしズズキのジョアン・ミルが残り30分の段階で1分54秒464を叩き出したことで取って代わられた。
そしてミルがトップタイムでテスト初日を終えるかと思われたが、チームメイトのアレックス・リンスが1分54秒462と僅差でミルを上回り、トップタイムを記録。そのままセッションが終了した。
現チャンピオンのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、最終的に1分54秒823で6番手タイム。依然としてオフシーズンに手術した肩を労っている状況だ。
LCRホンダの中上貴晶は、トップから1.165秒差の15番手タイムで初日を終えている。
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