2020年のF1プレシーズンテストが、スペインのカタルニア・サーキットで開幕。その初日は、午後のみメルセデスW11のステアリングを握ったルイス・ハミルトンが1分16秒976のトップタイムを記録した。
ハミルトンは半日の走行ながら94周を走破。しかも途中で行った連続走行では、1分18秒台をズラリと並べるなど、他とは一線を画す走りを見せた。まだテスト初日。しかしメルセデスは今年も速さと安定性を兼ね備えているようだ。
これがレーシングポイント”真の”ニューマシン。昨年型メルセデスに酷似?
2番手には午前中の走行を担当したバルテリ・ボッタスが入り、メルセデスが1-2体制。しかもふたり合わせて173周と、全チーム中最多の周回数を記録した。
3番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが続いた。レーシングポイントのマシンは昨年型と比べて大きく変更されており、その財政が安定したことが走りにつながっていると言えそうだ。午後にはチームメイトのランス・ストロールがドライブを担当。52周を走り、この日10番手のタイムを記録している。
4番手だったのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。フェルスタッペンは最終セクターのシケインで、この日2度にわたってスピンするシーンもあったが、ひとりのドライバーとしては最多となる168周を走った。
姉妹チームのアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが、この日の5番手。クビアトは午前中は下位に沈んでいたが、午後にはペースを上げ、首位ハミルトンから0.722秒遅れのタイムを記録した。
6番手にはマクラーレンのカルロス・サインツJr.がつけ、7番手と8番手にはルノー勢2台が続いた。
ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、この日9番手のタイムを記録。午後に走行したニコラス・ラティフィも12番手に入り、ウイリアムズはふたり合わせて136周を走った。昨シーズンは大不振に陥ったチームだが、今年は堅調なスタートを切ったと言えよう。ラッセルもニューマシンFW43について、去年よりも「はるかに良い」とコメントしている。
フェラーリはこの日、セバスチャン・ベッテルがドライブする予定だった。しかし体調不良を訴えたため、急きょシャルル・ルクレールが搭乗。午後1時間ほどガレージに留まるシーンもあったが、結局132周を走った。ただベストタイムは1分18秒289と、総合11番手だった。
アルファロメオは午前中にはロバート・クビサが、午後にはアントニオ・ジョビナッツィがドライブ。クビサは13番手、ジョビナッツィはこの日最下位の15番手だった。アルファロメオの2台の間14番手には、ハースのケビン・マグヌッセンが割って入った。
この日はテスト初日ながらコース上でストップするマシンは1台もなく、1度も赤旗が掲出されることはなかった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?