2019年のオートスポーツ・アワードの授賞式が英国・ロンドンで行なわれ、メルセデスの2019年シーズン用マシンW10が、レーシングカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
開幕前はフェラーリがチャンピオンの最有力と見られていた2019年のF1。しかし蓋を開けてみれば、メルセデスがその底力を発揮。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのコンビで合計15勝を挙げ、ハミルトンがドライバーズタイトルを、チームはコンストラクターズタイトルをそれぞれ獲得した。
■F1王者ハミルトン、英国オートスポーツ・アワードで年間最優秀ドライバーに輝く
シーズン後半はフェラーリとレッドブル・ホンダが前進を果たしたため、メルセデスにとっても簡単な戦いではなかった。しかし、そんな中でもチームの好戦略などもあり、日本GPの時点でコンストラクターズタイトル獲得が決まった。
この日の授賞式にはメルセデスのチーフエンジニアであるフィル・プリューと、チーフデザイナーのジョン・オーウェンが出席。伝説的なF1マシンデザイナーであるパトリック・ヘッドから賞を受け取った。
「この成功を収めたのは、秘密でもなんでもない。ブラックリーとブリックワースで、とても懸命に働いたんだ。お互いの計画のことを、共に理解し合ったんだ」と、プリューは語る。
またオーウェンは、次のように付け加えた。
「シーズンの初め、非常に僅差の戦いになると思っていた。一部の人たちは、我々は3番目に速いチームだと言っていたと思う。それはエキサイティングだったし、厳しいシーズンになると思っていた。そしてメルボルンでは、他の人たちと同じようにショックを受けた(※予想に反して強さを発揮したため)。チームのスタッフには、『これに慣れることがないように』と言ったんだ。その結果、1勝、また1勝と積み重ねることができた」
「我々は素晴らしいレースをすることができた。どうかそれを忘れないでいただきたい」
レーシングカー・オブ・ザ・イヤーの候補となっていたのは他に、DTMのタイトルを獲得したアウディRS5 DTM、英国ツーリングカー選手権のBMW 330i M-Sport、ジャン-エリック・ベルニュにフォーミュラEで2年連続のタイトルをもたらしたDS E-Tense FE19などだったが、結局はW10が受賞することになった。
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