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F1アブダビタイヤテスト2日目:”メルセデス”のラッセルが首位。ルクレールがクラッシュ

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F1アブダビタイヤテスト2日目:”メルセデス”のラッセルが首位。ルクレールがクラッシュ

 アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれているF1タイヤテスト。その2日目(最終日)にトップタイムを記録したのは、メルセデスのマシンを駆ったジョージ・ラッセルだった。タイムは1分37秒204だった。

 ハミルトンがプロモーションに参加するためにテストを欠席したことで、メルセデスのマシンをドライブするチャンスが訪れたラッセル。彼が今回記録したトップタイムは、テスト初日にメルセデスのレギュラードライバーであるバルテリ・ボッタスが記録したトップタイム、1分37秒124から0.080秒遅れというものだった。ただ、メルセデスは今回のテストでラッセルの実力を測る意図はないと主張している。

■2020年のF1タイヤはどうなる? ピレリ「内圧を下げれば新タイヤが機能する」と主張

 2番手につけたのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)だったが、午後のセッションの終盤にターン14でクラッシュ。赤旗の原因となってしまった。テスト初日にもチームメイトのセバスチャン・ベッテルがセルジオ・ペレス(レーシングポイント)と接触してスピンを喫したが、それよりも大きなダメージを負った形となった。

 それにもかかわらずルクレールは今回のセッションがポジティブなものだと振り返り、有益なテストになったとコメントした。

 3番手にはランス・ストロール(レーシングポイント)、4番手にはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが入り、そこにカルロス・サインツJr.(マクラーレン)が続いた。

 2020年にF1復帰を果たすエステバン・オコンは初日に続いてルノーR.S.19のステアリングを握り、6番手タイムを記録した。

 レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは1分39秒181で7番手。周回数はガスリーの146周、ラッセルの145周に続いて3番目に多い139周を記録した。

 8番手はハースのピエトロ・フィッティパルディ、9番手はアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そして10番手、11番手にはウイリアムズのふたりが続いた。10番手のニコラス・ラティフィは同チームから2020年に参戦することが決定している。イスラエル人ドライバーのロイ・ニッサニーは、そのラティフィから4秒近く遅いタイムで11番手だった。

 なお、今回のテストは2019年仕様のタイヤと2020年仕様のタイヤの比較が主な目的となっている。初日を終えた段階でハースのロマン・グロージャンは、2020年仕様のタイヤが望んでいたレベルではないと語っており、テスト後の投票結果次第では2019年仕様のタイヤが来季も継続使用される可能性がある。

■F1アブダビタイヤテスト2日目タイム結果
1. ジョージ・ラッセル(メルセデス)1'37''204 145Laps
2. シャルル・ルクレール(フェラーリ)1'37''401 103Laps
3. ランス・ストロール(レーシングポイント)1'37''999 132Laps
4. ピエール・ガスリー(トロロッソ)1'38''166 146Laps
5. カルロス・サインツJr.(マクラーレン)1'38''729 112Laps
6. エステバン・オコン(ルノー)1'38''950 128Laps
7. アレクサンダー・アルボン(レッドブル)1'39''181 139Laps
8. ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)1'39''682 135Laps
9. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)1'39''811 115Laps
10. ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)1'40''188 107Laps
11. ロイ・ニッサニー(ウイリアムズ)1'43''892 38Laps

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