パワーユニット(PU)交換によりグリッド降格ペナルティを受けることが決まっているフェラーリのシャルル・ルクレール。ただ今回ブラジルGPでルクレールのマシンに搭載されるPUは、2020年シーズンのことも視野に入れたアップグレード版ではなく、従来仕様のモノになるようだ。
ルクレールはアメリカGPのフリー走行で、PUのトラブルに見舞われた。その結果、彼はPUを交換せざるを得ず、グリッド降格を避けるために、ひとつ古い仕様であるスペック2のエンジン(ICE)を使った。
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このスペック2を使ったことにより、ルクレールはアメリカGPの決勝では低迷。表彰台を争うこともできず、4位でフィニッシュするのが精一杯だった。
結局チームは、ルクレールのPUを交換することを決定。グリッド降格ペナルティを受け入れることとした。ただルクレールによると、交換するコンポーネントはICEのみであり、受けるペナルティは10グリッド降格だけ済む計画だという。
「10グリッド降格ペナルティを受けるから、今週末が簡単ではないのは明らかだろう」
そうルクレールは語った。
「でも今シーズン残りのレースの中では、今週末は僕らにとって最大のチャンスだと思う。だから受けるダメージを最小限にし、可能な限り最善を尽くしたい。そしてアブダビでエンジンを交換したアドバンテージを見られることになるだろう」
「予選でもレースでも、全体的にプラスに働くことになるだろう」
「エンジンを変更することで得られるモノは、もっと多くある。僕らはオースティンを古いパワーユニットで戦った。それが全てではないにしろ、そのことは結果に影響を与えることになった。今回新しいエンジンを投入することで、良いリザルトを手にするのに役立つだろうと確信している」
ルクレールは、今回ブラジルで投入されるICEは、以前のモノと同じ仕様だと主張。2020年シーズンを見据えたアップグレード版ではないと語った。
「基本的に僕が知らされていることは、オースティンで失ったモノと同じ仕様のエンジンを投入するということだった。少なくともその可能性について、話し合いをしたことはなかった」
「今回のエンジンは、オースティンで問題を抱えたモノと全く同じだ。新しいことは何もない。古いモノはもう使えないから、新しいモノになるんだ」
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