F1アメリカGPの舞台である、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)。しかし今年は路面にバンプが多く、複数のドライバーがそのコンディションを批判した。メルセデスのルイス・ハミルトンは、金曜日のフリー走行後に「酷い頭痛に見舞われた」と語り、その他のドライバーも「受け入れ得られない路面」と評価したのだ。
特に酷いバンプがあるとされているのは、ピットレーンの出口、ターン2への進入、ターン9などだ。
【動画】2019年F1第19戦アメリカGPフリー走行2回目ハイライト
しかしルノーのダニエル・リカルドら数人のドライバーは、自身が体験したバンプやジャンプは、特に問題があるモノではなかったと語る。
「完璧なモノよりも、このくらいのモノの方が僕は好きだ」
そうリカルドは語った。
「それはテレビゲームをやっているような感じだ」
「いくつかのコーナーは確かに快適ではない。でも実際には、サーキットにちょっとしたキャラクターとフィーリングを付け加える。そして、目を覚まさせてくれるよ」
「確かに挑戦的だ。他のサーキットは違うね」
リカルドはピットレーン出口のバンプについては、厄介であると認めた。しかしながらスムーズな路面よりも、このくらいのコースの方が好きだと繰り返した。
「オースティンにやってきたら、準備ができていることを知っている。スムーズに”航行”しに来たわけじゃないんだ」
「今のサーキットは、完璧すぎるところがある」
「だから、効率的じゃない部分があるのは良いと思う。走る分には大丈夫だし、本当にダメな部分や、ドライブできないような場所はどこにもない」
「全てのマシンがちゃんと走っているし、誰もバラバラになったわけじゃない。だから大丈夫だと思う」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンや、レーシングポイントのセルジオ・ペレスらは、そのバンプによりマシンがクラッシュし、ドライバーが怪我をする可能性があると指摘した。しかしリカルドのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグも、この批判に反対した。
「痛みはない。でもダイナミックだ」
そうヒュルケンベルグは語った。
「シートの上で動き回ることになるよ」
「でも、僕はそれがとても気に入っている。このことが、サーキットに特別なキャラクターと風味を与えることになる。スムーズなサーキットもたくさんあるけど、バンプがあるサーキットもいくつかあるんだ」
「今回のバンプは全然違う。通常のバンプじゃないんだ。地面が動いているような感じだ。具体的には、波と凹みのような感じだ」
ヒュルケンベルグは、バンプについては危険な状況にあるとは思わなかったものの、バックストレートエンドのビックブレーキングゾーンで、コースオフする可能性があることを認めた。
「ライン外を走った場合、おそらく日曜日には厄介なことになるだろう。直線を全開で走っていた場合、できることは何もない」
そうヒュルケンベルグは語った。
「数年前、僕はここでコントロールを失いそうになったことが何度かあるのを覚えている」
FP2でハースのロマン・グロージャンは、第1セクターの高速S字でリヤのグリップを失い、クラッシュするシーンがあった。にも関わらず彼は、COTAのバンプは「かなりクール」だと指摘した。とはいえターン1のブレーキング時に”少し過酷”で”腰がやや痛い”部分があると語った。
「残りの部分は、サーキットにキャラクターを付け加えるし、かなりクールだと思うよ」
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