スーパーフォーミュラ最終戦と併催で行われるWTCRの日本ラウンド。そこに今回はふたりの日本人ドライバーが参戦する。富田竜一郎と宮田莉朋だ。
週末に迫ったレースを前に、初めて挑戦するWTCRに向けて意気込みを語った。
■WTCRドライバーたちが“鏡開き”、鈴鹿ラウンドでの健闘を誓う
富田は普段スーパーGTでもAudi Team Hitotsuyamaから参戦し、アウディR8 LMSをドライブしているが、TCR車両も関してはテスト等で走り込んでいるため不安はない様子。日本代表として良い走りをしたいと意気込みを見せた。
「TCR車両はS耐でレース経験があるのと、Hitotsuyama RacingにあるTCR車両のセット出しをやらせてもらっているので、TCR車両自体は何度か乗っています。ただ、こうしてスプリントレースに出るのは初めてです」
「WTCRはTCRのスプリントレースの中でも高いレースなので、そんなに簡単にはいかないだろうと思っています。ただ、今年1年かけて(TCRJに参戦する)篠原拓朗選手とふたりでこのクルマを作ってきて、前回のレース(TCRJ岡山ラウンド)で彼が非常に良い成績を出してくれたので、それにあやかって、日本代表として良い成績を出したいです」
そう語った富田だが、鈴鹿の東コースに関しては経験がないとのこと。コースを間違えないように注意したいと気を引き締めていた。
「鈴鹿は大好きですし、自分の中でも走りやすいコースのひとつなんですが、ダンロップを上がってから右(ショートカットコーナー)に曲がったことがないので、(フルコース側の)左に曲がらないように気をつけていきたいです」
一方の宮田は、TCR車両での走行経験はあるものの、富田と比べると未知数な部分が多いとのことだが、自分自身の今後のスキルアップのためにも、限られた時間でベストを尽くし、少しでも上のポジションを狙いたいと語った。
「TCR車両にあまり乗っていないので、自信は……正直あまりないです。ただ与えていただいた今回の舞台を良い形にしていければなと思います」
「WTCRのレースはチェックしていますし、マカオでも観たことはあります。非常に過激というか、多少の接触は当たり前というレースだと感じていますが、自分の勉強という意味も含めて、とにかくベストを尽くしたいなと思います」
WTCRの日本ラウンドは26日(土)にレース1が行われ、27日(日)レース2とレース3が開催される予定だ。世界の舞台に挑むふたりの若いドライバーから目が離せない。
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