2019年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは15位だった。
14番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたクビアトは、序盤に12番手を走るが、予想よりも早くタイヤに苦しみ始めて順位を落とし、61周のレースの12周目にハードに交換。36周目にソフトに換え、2回ストップで走った。
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終盤、1コーナーでキミ・ライコネンをオーバーテイクしようとした際に接触が起きた。この接触は審議対象になったが、レーシングインシデントとの判断で、どちらにもペナルティは科されなかった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=15位
今日は僕の日ではなかったということだろう。こういうレースになったときには、自分の責任を引き受けた上で、次のレースへと気持ちを切り替えるしかない。
今日はポイント獲得のチャンスがあったのに、残念ながらそのチャンスをつかめなかった。集団の後ろで渋滞にはまる形になって、自分のベストの走りを見せられなかった。言い訳をしたくはないが、ミラーに曇りがあって、その影響で防御するのが簡単ではなかった。視界がよくなかったために、相手に多めにスペースを与えなければならなかったんだ。
キミとの接触でマシンがダメージを負ったことで、さらに苦しくなった。そうはいっても、その時点ですでに僕のレースはめちゃくちゃになっていたんだけどね。
(ライコネンとの接触について語り)僕は明確なアクションを取った。だからびっくりしたよ。彼はブレーキング時に向きを変えたんだ。それは今までずいぶん議論されてきた問題で、彼自身が反対していた。なのにそれをやったことに驚いた。防御するなら防御する、ドアを開けるなら開けたままにする。そうでなければならないのに。彼はあれで自滅したわけだし、僕にも壊滅的なダメージを与えかねない行為だった。
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