F1シンガポールGPの予選では、フェラーリのシャルル・ルクレールが今季5度目、そして3戦連続のポールポジションを獲得した。
フェラーリは今季、いわゆる高速サーキットや、求められるダウンフォース量の少ないサーキットで結果を残してきた。そのため、低速でコーナーの多いシンガポール市街地コースは、フェラーリにとって苦手なサーキットであると考えられていた。
■2~3回クラッシュしそうだった……3連続PPルクレールの”クレイジー”アタック
しかしながら予選では進行中のマシン開発の成果もあってか、フェラーリはルクレールがPP、セバスチャン・ベッテルが3番手と大方の予想に反した活躍を見せた。
ライバルであるメルセデスのトト・ウルフ代表は、フェラーリについて次のようにコメントした。
「シャルルの(ポールポジション獲得)ラップを見ると、ドタバタだった。特にターン3だ。他にもいくつかスライドしている場面があった」
「だから、全体的なパッケージが強力なのだと思う。『彼らが全てを完璧にやっていたか?』と聞かれたら『いや、完璧ではなかった』と答えるだろう」
フェラーリが今季走らせているマシン「SF90」は、ダウンフォースの最大値よりも空力効率を重視している。そのため、バーレーンやカナダといったレースでは速さを見せたが、フランスなどでは大いに苦戦した。さらにパワーが重視されるベルギーやイタリアでもフェラーリ勢が優位にレースを進めた。
「フェラーリには常に注意を払う必要があると思う」とウルフは続けた。
「彼らはシーズン序盤にかなり良いレースをしていたが、どういうわけか不振に陥り、また最近は力強いレースを見せ始めた」
「ここ(シンガポール)にやってきた時、私は何度も『あなたたちが優勝候補だ、フェラーリが速いのは直線だけだから彼らは大敗するだろう』と聞かされてきた」
「確かに今回のフェラーリの結果は“外れ値”であったのかもしれないし、彼らは幸運だったのかもしれない。ただ、私はそうは思っていなかったし、常に彼らに対して注意を払おうと言って、ここに来たわけだ」
ウルフはまた、メルセデスが予選で、タイヤの“スイートスポット”を見つけるのに苦労したと語った。予選結果はルイス・ハミルトンが2番手、バルテリ・ボッタスが5番手だった。
「週末を通して、ドライバーたちはグリップレベルが高いと感じる時もあれば、そうでない時もあった」とウルフは説明した。
「その問題が起こった時、我々はベストな位置にいなかっただろう」
「シンガポールは暑いため、フロントとリヤのバランスを取るために特定の技術を要するんだ」
「我々は(今週末)、何をすれば良いのか分からない厳しい1日と、昨年のような非常に良い1日を過ごした。シンガポールは我々に変化球を投げてくるようなものだ」
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