豊富なモータースポーツ経験を生かしたオリジナルパーツ群
ノウハウが詰まった足まわりパーツに大注目
「ラリー直系の高性能パーツでWRXを鍛え上げる!」ラック流VAB/VAGサスチューンの極意
全日本ラリーでの輝かしい戦績に加え、かつては英国RACラリーにも参戦していたことで知られるラック。モータースポーツを戦うためのマシン製作ノウハウを生かして、ショップではレベルの高いチューニングやメンテナンスを提供している。
ラックの代名詞となっているのが、1970年代からの長い歴史を誇るオリジナルスポーツサスペンション“el SPORT(エルスポーツ)”。ビルシュタインのライセンス取得に裏付けられた技術力で、ストリートからモータースポーツまであらゆるニーズに対応できるのが特徴だ。
なかでも現在大人気となっているのが、WRX S4(VAG)用の“V0グレードアップダンパー(6万6000円)”。純正ショックアブソーバーに合わせてセッティングされた純正形状のリヤダンパーで、純正サスのネガティブポイントである突き上げ感を解消しながら、スポーツ走行時の限界を向上させてくれる逸品だ。
もちろん、トップモデルのWRX STI(VAB)用のサスペンションも用意している。イチ押しは、ネジ式車高調整タイプのダンパーに24段の減衰力調整機能を持たせた“V1ーDFAーLS(21万2000円~)”。
オーナーの好みや求めるものを徹底的にリサーチして組み上げる完全オーダーメイド方式を採用。独自のダンパー構造により、減衰力調整式でもしなやかな動きを実現しているのが特徴だ。
その他、エルスポーツブランドでは、高性能サスペンションのポテンシャルを引き出すためのボディ補強パーツも豊富にラインナップしている。
まずフロントは、サスメンバーと左右のロアアームを強固なバーで締結するフロントメンバーブレースを開発。ステアリングに対する応答性やコーナリングの安定性を向上させる効果を持つ。
リヤに関しては、VABの弱点のひとつと言われているリヤメンバーブッシュのヨレを解消するリヤメンバーカラーを用意。これにより、不要なアライメント変化を抑制してリヤのコントロール性とトラクション性能をアップさせることが可能だ。
そしてボディ補強の基本パーツでもあるタワーバーは、コーナリング時のストラットタワーの変形を抑えて、サスペンションの正確なストロークをサポートする。
どのパーツも実際にラリー車両に装着しながら開発した実戦仕様。WRXの走りを質を大幅に引き上げてくれることだろう。
なお、取材時に、同社の全日本ラリー選手権参戦マシン(VAB)も見せてもらったが、足回りやボディ剛性アップパーツは市販品をそのまま使用していた。ラックが生み出すパーツ群は、どれもトップレースカテゴリーでその性能が証明されている本物なのである。
「ウチのクルマ作りは“余分なものをはぶく”のがコンセプト。何をしたいのかをじっくり時間をかけて聞き出し、必要なものだけをチョイスしているのが特徴です。それと、ジムカーナコースでドライビングを基本から学べる“スポーツミーティング”も年5回開催していて、安全に走る楽しみもバックアップさせてもらってます」とは、全日本ラリーチャンピオンでもあるラックの勝田さん。
ショップでは、エンジンや駆動系のチューニングやワンオフパーツの製作にもプロのメカニックが対応。もちろん通常の補修やメンテナンス、車検もOK。まずは気軽にチューニング相談してみれば、愛車のポテンシャルアップのヒントが得られるはずだ。
●取材協力:ラック 愛知県長久手市岩作琵琶ヶ池20-1 TEL:0561-63-0101
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