マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、スペック4のホンダ製パワーユニット(PU)に交換した為、グリッド降格ペナルティによりF1イタリアGPを19番グリッドからスタートすることとなった。
後方からの追い上げを狙う展開となったが、フェルスタッペンはスタート直後の第1シケインでセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に近付きすぎてしまい、フロントウイングにダメージを負ってしまった。これにより緊急ピットインを強いられたフェルスタッペンは大幅にタイムをロスした。
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レース終盤には皮肉にもペレスに抑え込まれる格好となり、フェルスタッペンは最終的に8位でフィニッシュした。
スタート直後のインシデントについてmotorsport.comに尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。
「僕はブレーキングを遅らせることもなく、とにかく前についていったんだ」
「そしたら突然、みんなが立ち止まったようだった。避けようとしたけど、既にセルジオにかなり接近していた。どうやら僕のフロントウイングが(ペレスの)リヤタイヤに当たったみたいで、ウイングが下がってしまいピットインした」
フェルスタッペンはその後のレース展開を“奇妙だった”と表現した。カルロス・サインツJr.(マクラーレン)のリタイアによりバーチャルセーフティカーが発動された際、ペレスを含めたいくつかのマシンがピットインし、マージンを稼いでフェルスタッペンの前でピットアウトすることに成功したのだ。
「ペースは良かった。多くのマシンを追い抜いたけど、セルジオに引っかかってしまった。彼らはトップスピードが速かったので、抜くチャンスがなかった」とフェルスタッペンは語った。
「それからアンラッキーだったのは、バーチャルセーフティカーが出たことだ。2、3台がそれで僕の前に出たと思うよ」
「レース全体を見ても、何も僕たちに味方してくれなくて、うまくいかなかった」
「後方からのスタートでも、うまくいく時もある。昨年のオースティンのようにね。ただもちろん、毎回そうなることを期待することはできない」
ペレスもフェルスタッペン同様、PU交換によるペナルティで後方18番手からのスタートとなったが、バーチャルセーフティカー中のピットインも功を奏して7位を手にした。彼は自身のレースを「良いペース、良いオーバーテイクだった」と評価した。
フェルスタッペンが迫ってきた際のことを、ペレスは次のように話した。
「最後の15周から20周は、とてもトリッキーな状況だったので、僕たちは最後までプッシュした」
「彼はとても速くて、難しい状況だった。彼はかなり近づいていたけど、幸いにも僕は(アントニオ)ジョビナッツィ(アルファロメオ)をタイムロスなく交わすことができて、マージンを築くことができたんだ」
それに対し、フェルスタッペンはこう返答した。
「僕は前に立ちたかったから、彼(ペレス)に引っかかっているのは全然楽しくなかったよ。ただ彼の立場から見れば、レッドブルを後ろに従えることが出来たのは良いことだっただろう」
フェルスタッペンはまた、メルセデスやフェラーリと近いグリッドでスタートしていれば、彼らに匹敵するペースで走れていたはずだと語った。
「前にいるドライバーたちについていくことが出来たかもしれない」
「彼らのラップタイムがどうだったか知っているけど、負けていないと思う。もちろん渋滞によるロスはあると思うけど、僕たちの方が速いラップもあった」
「今回はなんとか生き残って数ポイントを獲得した。ただ、シンガポールでまた前の方からスタートできることをとても楽しみにしているんだ。ペナルティはもう消化したし、あとはパフォーマンスに集中するだけだ」
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