オートポリスで開幕したピレリ スーパー耐久シリーズ2019第4戦。公式予選は途中で雨が降り出すなど波乱の展開となったが、それを味方につけた#244 Max Racing RC-F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉)がポールポジションを獲得した。
前回の富士24時間から、約1ヶ月半のインターバルを経て、早くもシーズン後半戦に突入したスーパー耐久。今回はオートポリスを舞台に全クラス混走の5時間耐久レースのフォーマットで争われる。
■D’station Vantage GT3、スーパー耐久第4戦に藤井誠暢を起用
九州地方に接近している台風5号の影響により、朝からどんよりとした曇り空となったオートポリス。時々強い風が吹いていたが、ドライコンディションの中でセッションがスタートした。
最高峰のST-Xクラスは今回6台がエントリー。そのAドライバー予選で速さをみせたのが、昨年の王者で現在ランキング首位につけている#1 GTNET GT3 GT-Rの浜野彰彦だった。第2戦SUGO、第3戦富士と連勝していることもあり、60kgと重いウエイトハンデを背負いながらも1分50秒783をマークしトップに立った。そこに肉薄したのが244号車の田中徹。0.066秒差に迫る1分50秒849で2番手につけ、好調な走りをみせた。
Bドライバー予選もGr.2、Gr.1のセッションはドライのままで進行したが、ST-XクラスとST-1クラスの予選時間になったタイミングで、急に雨が降り出した。
まだ路面が完全にウエットになっていなかったこともあり、各車がスリックタイヤでいち早くタイムを出そうとコースインしていった。しかし瞬く間に土砂降りとなり、スリックタイヤで走行するのは困難な状況になった。
そこでいち早くウエットタイヤに履き替えたのが244号車。田中哲也が2分00秒975のベストタイムを記録しライバルを圧倒した。
これで合計タイムで2番手以下に1.4秒もの差をつけ、チーム初ポールポジションを獲得した。2番手には1号車のGT-R、3番手には#83 X WORKS R8がつけた。
この他、ST-Zクラスは#3 ENDLESS AMG GT4がポールポジションを獲得。開幕3連勝している3号車は決勝のレース結果次第で早くもクラスチャンピオンになる可能性がある。ST-TCRクラスは#75 AZIMUTH CIVIC TCRが今季初ポールポジションを勝ち取った。
ST-1クラスは#47 D’station Porsche、ST-2クラスが#59 DAMD MOTUL ED WRX STI、ST-3クラスが#14 HIRIX☆YAIMA☆Z34、ST-4クラスは#86 TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスが#88 村上モータースMAZDAロードスターがそれぞれクラスポールポジションを獲得した。
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