ボルトオンターボ+オートマの可能性を徹底追及
280馬力の加速を楽しむためのATチューンド!
【粟野如月コラム】クルマがない!? デフもない!? 波乱万丈の台湾ドリフトシリーズ参戦記!【KISA’s DRIFT LIFE vol.17】
ショップデモカーとしては非常にめずらしい、AT仕様のBRZにHKS製のスーパーチャージャーキットを組み合わせたのはデューク福井。イージードライブをこなしながら、ワインディングやサーキットでの走りまで楽しめるクルマにすることをコンセプトに作られたデモカーだ。
「基本的にエンジン本体はノーマルのままHKSのスーパーチャージャーキットとオプションのインジェクターキットを取り付けて、ECUの現車合わせセッティングをしています」とは代表の野村さん。
それでもブースト圧0.7キロで約280psにまでパワーアップするのだから、NAの時とは比べものにならないほどパワフルに加速する仕様に仕上がっていることは言うまでもない。
排気系はエキマニ、スポーツキャタライザー、マフラーと全てのHKSの製品で揃えている。今後はエアロなども手を入れていきたいそうだ。
また、足回りは街乗りの乗り心地とスポーツ走行の両立に定評のあるHKSのハイパーマックスMAX VI GT。ブレーキはGDBインプレッサのキャリパーを流用し、エア抜きをしてから逆向きに取り付けている。
このマシンに試乗したレーシングドライバーの佐藤キミヤ選手は「想像していた以上に乗りやすいしスポーツカーしています。ターボとATの相性がここまで良いことに驚きましたよ」と高評価。
室内は、ピポットのブースト計がエアコンの吹き出し口に納められていることと、シートがレカロに換わっている以外はいたってノーマルテイスト。軽量化せずとも、280psあればATでも十分にスポーツ走行を楽しめることを証明する、まさにお手本のようなチューンドなのである。
スペック
■エンジン:FA20改(280ps) HKS GTS7040Lスーパーチャージャー、フラッシュエディター、大容量インジェクター、エアクリーナー、インタークーラー、エキマニ、触媒、60φマフラー ■ドライブトレイン:4.3ファイナルギヤ ■サスペンション:HKS ハイパーマックスIV GT(F8kg/mm R6kg/mm) ■ブレーキ:GDB純正キャリパー流用/エンドレス パッド ■ホイール:グラムライツ57ゲッター(9J×18+35) ■タイヤ:ゼスティノ07RR(255/35-18) ■インテリア:ピボット ブーストメーター/レカロ バケットシート ■エクステリア::トラスト リップスポイラー
●取材協力:デューク福井 福井県福井市花堂東1丁目2-11 TEL:0776-35-0860
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