2019年も#39 DENSO KOBELCO SARD LC500からスーパーGT(GT500クラス)に参戦するヘイキ・コバライネンだが、並行して全日本ラリー選手権にも数回参戦を予定していることを明かした。
今年でスーパーGT参戦5年目となるコバライネン。すっかりLEXUS TEAM SARDには欠かせない中心メンバーになりつつある。2019年はチームメイトが変わり、GT500クラスへステップアップしてくる中山雄一が新パートナーとなる。
■GT500初挑戦の中山雄一「王座争いの一員になるんだ!という強い気持ちを持って戦っていく」
すでに中山とともに冬のテストに臨んでいるコバライネンだが、問題点は全くないと語った。
「彼はここまで素晴らしい仕事をしてくれていると思う。速さもあるし、何よりミスをしない。すごく安定感のあるドライバーだ。チームメイトは変わったけど、良いチームに仕上がりつつあるし、シーズン開幕に向けて問題はない」
スーパーGTの参戦期間も長くなり、最近では少しずつ日本語も上達。トークショーなどでは覚えたての日本語を披露するようになっているコバライネン。今年は全日本ラリー選手権への参戦を予定していることを明かした。
フィンランド出身であるコバライネンはラリーに対して高い関心を持っており、GT500で初のチャンピオンに輝いた2016年も全日本ラリー選手権に挑戦。昨年も最終戦新城ラリーにスポット参戦した。
基本的にスーパーGTのスケジュールが優先となるため、シーズン後半の5大会程度の参戦になるという。そのため、2016年同様に日本に腰を据えてシーズンを戦っていくことになるようだ。なお、具体的に参戦体制やどのラリーに登場するかなどについては明らかになっていない。
「スーパーGTとかと日程が重複するから、全戦は出られない。多分5戦くらいの参戦になると思う。スーパーGTに参戦する以外に空いた時間で何かレースに出たかった。そうなった時に僕にとってはラリーが一番の選択肢だ」
そうコバライネンは語る。
「ラリーに参戦することで(ドライビングスキル向上など)良い練習にもなる。参戦マシンのトヨタ86は色々なことを学べるクルマだと思っている。もちろんラリーのことについては、僕自身もっともっと学ぶ必要がある。だから全日本ラリー選手権は、僕にとってはラリーを学ぶのにちょうど良い場所だ」
そして、今季の彼の主戦場であるスーパーGT。昨年は第4戦タイで優勝を果たしたものの、全体的にホンダ勢に先行される結果となった。しかし、今年はそこまで大きな差にならず、彼らの背中を捉えるチャンスはあると自信をみせた。
「昨年速かったホンダ勢を捉えるべく、レクサスやTRDのみんなが一生懸命頑張っている。現段階では実力差がどうなっているかは分からないから、何とも言えない。昨年のホンダは予選での一発の速さが長けていたけど、レースでのパフォーマンスに関しては大きな差はなかったと思っている」
「(昨年の流れをみると)今年になっても予選でホンダNSX-GTの前に行くのはそう簡単ではないかもしれないが、レクサスLC500も彼らと比べるとそんなに遠い場所にいるとは思えない。今年はより良いシーズンになると信じている」
「開幕まで少し時間があるから、できる限りの改善をしてシーズンを迎えたい」
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