フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今季のフロントウイングの見た目を全く気に入っておらず、”本当に醜い”とコメント。F1は過去に犯した過ちから学んでいないと批判した。
F1はオーバーテイクの促進を狙い、2019年に新しい空力レギュレーションを導入した。乱気流の影響を少なくし、前を走るマシンに近づきやすくするため、調整が加えられたのだ。
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その大きな要素のひとつが、フロントウイングの単純化とワイド化である。これまでウイングに付加されていたカスケードウイングなどが廃止され、その代わり、ウイングの全幅が1800mmからマシンの全幅と同じ2000mmまで拡大された。
しかしベッテルは、フロントウイングが”再び”広がったという事実が気に入らないと述べた。2009年に空力レギュレーションが大幅変更された際、フロントウイングの幅が当時のマシン全幅と同じ1800mmに変更されたものの、2014年には150mm狭められた過去があるのだ。
「フロントウイングは本当に醜い」とベッテルは語った。
「なぜこんなにワイドになったか分からない。何年も前に、レースのためには良くないと分かったので(幅の狭いウイングに)元に戻したと思うんだけど」
「今、僕たちはまたワイド(なウイング)に戻ってきた。”メモ”を取るのを忘れたのかもしれないね。マシンの他の部分は美しいのに、全チームのフロントウイングが変なんだ」
また今回のレギュレーション変更によりダウンフォースが失われ、ラップタイムが遅くなると予測されていたものの、ベッテルはそれほど影響はないと話した。
実際、ベッテルはテスト初日に1分18秒161をマーク。昨年のテスト初日ベストタイムと比較すると2秒以上も速かったのだ。
「正直に言うと、ドライビングに関しては見た目よりも良い」
「それほど大きな違いは感じない。問題なのは、昨年と比べてどれほど(タイムを)失ったかということだ。僕たちはまだそれを取り戻している途中だけど、現時点でとても良い感じに思える」
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