レプソル・ホンダに加入したホルヘ・ロレンソは、ドゥカティと比べてホンダのバイクがコンパクトであるため、自分のライディングスタイルに合っており、より安全であると感じているようだ。
ヤマハからドゥカティに移籍し、激動の2年間を過ごしたロレンソ。ドゥカティのバイクへの適応に苦しんだこともあったが、2018シーズン中盤にかつての速さを取り戻し、シーズン3勝を記録した。
■2018年は「良い1年だった」ホンダ。2019年の課題はF1と鈴鹿8耐
しかしドゥカティでの初勝利を飾ったイタリアGPの直後、ロレンソのホンダの移籍が発表された。
2018シーズン終了後に行われたバレンシアとヘレスのテストに参加し、ホンダのバイク『RC213V』の感触を確かめたロレンソだが、2018年中はドゥカティとの契約下にあったため、その感想をメディアに語ることはできなかった。
しかし、レプソル・ホンダのチームウェアを着て臨んだ初めてのインタビューで、ホンダのバイクはドゥカティと比較してサイズが小さいため、自分のスタイルに合っていると感じたとロレンソは語った。
「2018シーズン、僕は全く違うバイクに乗っていた。とても大きくて高さがあるバイクだった。多分、それは僕にとって少し大きすぎたんだ」
「サイズという点では、ホンダの方が僕に合っている。路面に近づけた方が自信を感じられるから、コーナーに入るときに安全だと思えるんだ」
「第一印象はポジティブだったし、多くのポテンシャルがあると感じた」
2018シーズンにロレンソが速さを取り戻したきっかけとなったのは、新しい燃料タンクの投入だった。しかしその時にはすでに、チームはロレンソとの契約を更新しないことを決めていた。
ドゥカティに対し、バイクについての要望を応えるのに時間がかかり過ぎると批判していたロレンソは、ホンダではすでに新しいパーツの供給を受けており、バイクの改善を実感しているようだ。
「僕にとって最も印象的だったことのひとつは、レプソル・ホンダ・チームが要求に反応し、それを提供する能力だ」
「ホンダは僕の指摘を全て記録し、数日以内に全ての準備を整えた。僕の好みにほぼ100%合わせた燃料タンクを用意してくれたんだ」
ロレンソの新しいチームメイトは、最高峰クラスにデビューしてからの6年間で5度タイトルを獲得しているマルク・マルケスだ。ロレンソはマルケスから何かを学びとろうとしているようだ。
「全てのライダーは、長所と短所を持っている」
「マルクもそうだ。僕は彼の良いところを学ぼうと思う。彼も僕から学ぼうとするだろう」
「僕たちはお互いにプッシュし合うだろう。僕は彼を倒したいし、彼も僕を打ち負かしたいだろう。そしてそれは常にチームを成長させ、バイクに新しい技術的進歩をもたらす」
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