フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2019年からチームメイトとなるシャルル・ルクレールについて、”ライバル”になるだろうと語った。
ベッテルが2015年にレッドブルからフェラーリに移籍してからの4年間、チームメイトは変わらずキミ・ライコネンだった。ふたりはトラック内外でかなり良好な関係を築いていたが、来季ライコネンはザウバーに移籍。代わってルクレールがベッテルの新たな相棒となる。
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「ライコネンにとってはお腹いっぱいだったかもしれないけど……」とジョークを飛ばしながらも、ベッテルはライコネンの『全く嘘をつかない』独特のスタンスをすでに恋しく感じており、ライコネンのチーム残留を願っていたと認めた。先週行われたFIA表彰式での態度を見るに、もはやチームメイトではない2人は、友人のような関係を保っていると言える。
レッドブル時代のベッテルは、チームメイトのマーク・ウェーバーを圧倒し4度のタイトルを獲得したが、2014年に新たなチームメイトとなったダニエル・リカルドには全体的に打ち負かされた。フェラーリではライコネンを全体的に上回っていたベッテルにとって、2019年はリカルド以来初めて、チームメイトからの挑戦を受けて立つことになるだろう。
「僕はまだシャルルのことをあまり知らないし、彼も僕のことを知らない」
ベッテルはそう語った。
「ある程度はお互いのことを知っているけどね。彼は良い子だから、トラック上で何か間違ったことが起こるとは思っていない」
「キミと僕がライバルだったように、僕たちも同様にライバルとなるだろう。1番になりたいなら、他のみんなを倒す必要がある。チームメイトもだ」
「僕たちは、フェラーリを勝てるチームに戻したいと思っている。キャリアの段階という点で、僕と彼との違いはあるけどね」
「時間が経てば分かることだと思うが、今の段階で彼について知っていることから判断するに、彼はいい男のようだ」
今月初めにアブダビで行われたタイヤテストで初めてスクーデリア・フェラーリの正ドライバーとして仕事をこなしたルクレールは、ベッテルとうまく協力していくことも含めて、パフォーマンスを改善するために使えるリソースはなんでも使っていくつもりのようだ。
「僕はまだ成長し続けなければならない。まだ弱点があるから、そこに集中しなければ」とルクレールは話した。
「チームの全員から学ぼうと思っている。チームメイトからもだ。最初のテスト、最初のレースが待ちきれないよ」
新しくコンビを組むベッテルとルクレールがどのように協力していけるかは、タイトル奪取を狙う2019年のフェラーリにおける興味深いサイドストーリーとなるだろう。
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