F1ブラジルGPの決勝レース、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、先頭を走っていた際に周回遅れのエステバン・オコン(フォースインディア)の攻撃を受け、両者は接触。フェルスタッペンはこの接触によりスピンを喫してしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に先行され、最終的に勝利を失うことになった。
フェルスタッペンはこの一件について不満を抱いており、フィニッシュ後のチーム無線でもそう語った。またレース後の体重測定の場でフェルスタッペンとオコンは口論となり、フェルスタッペンはオコンの胸ぐらを突き飛ばしてしまった。ふたりはこの小競り合いの結果、スチュワードに召喚されている。
フェルスタッペン、オコンを痛烈批判「愚かな行為に、言葉も出ない」
「マックスはかなり感情を抑えていると思う」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ふたりの小競り合いについて尋ねられた際、スカイスポーツF1にそう語った。
「彼は勝利を失ったんだ。彼はダメージを負ったマシンで、彼の心を奮い立たせた」
「エステバンは、その窮地から逃げることができて幸運だったと思う。正直に言ってね。感情は高まっているはずだ」
「私はクールダウンラップで『自分をコントロールするんだ』と彼に言った。なぜなら、彼は自分自身のせいではなく、勝利を失ってしまったのだから。彼とチームにとっては、とても苛立たしいことだ」
「我々はすべてのことを正しく行った。我々はメルセデスを追い詰めていた。フェラーリも抜いた。しかし周回遅れのよって勝利を失うなど、大いに不満だ」
オコンはギヤボックス交換のペナルティを受け、18番手からレースをスタートした。フェルスタッペンを抜こうとした当時、彼は新たなスーパーソフトタイヤを履いたばかりであった。
「周回遅れになったマシンとしては、先頭のマシンに干渉してはいけないことは明らかだ」
そうホーナーは語った。
「オコンはその時、一体何を考えていたのだろうか。理解しがたい」
新しいタイヤを履いていたため、オコンはフェルスタッペンよりも速かったのかと尋ねられた際、ホーナー代表は次のように語った。
「彼らはストレートでは速い。それは分かっていた。でも、一体なぜ彼は、レースリーダーと戦おうとしたのだろうか?」
「彼は周回遅れだ。彼に良いペースはない。それなのにインサイドを死守しようとした。それは全く意味を成さない」
フェルスタッペンはスピンした後、再びハミルトンとの差を詰めた。しかし、リードを取り戻すことはできなかった。フェルスタッペンのマシンは、オコンとの接触により、フロアに大きなダメージを抱えていたのだ。
「フロアが半分欠けた状態で、もう一度ルイスに近付くのは難しかった。彼が失ったダウンフォースの量は膨大だった」
そうホーナーは語る。
「彼はルイスにプレッシャーをかけようと、ただマシンを走らせた」
「ルイスのフロントタイヤに、ブリスターができ始めているのが分かった。しかし残念なことに、ダメージを負ったクルマでは、彼を捕まえるだけのペースがなかったんだ」
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