WRC(世界ラリー選手権)第12戦ラリー・カタルーニャが行われ、スポット参戦の絶対王者セバスチャン・ローブ(シトロエン)が5年半ぶりの優勝を果たした。
ラリー序盤、大きなリードを築いていたのはトヨタのオット・タナクだった。しかしSS10でまさかのパンクにより後退。代わって首位に立ったのはヒュンダイのダニ・ソルドだった。
ヌービル、シェイクダウンで横転。ラリー・カタルーニャ最悪の幕開け
ただソルドのリードは1ステージ限り。すぐにヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)が首位に立ち、デイ2をそのままの順位で終える。
しかし最終日最初のステージであるSS15で首位に浮上したのが、シトロエンから参戦のセバスチャン・ローブ。ローブは続くSS16でもトップタイムを記録する速さを見せ、リードを広げていく。また2番手に落ちたラトバラは、SS17で痛恨のミス。タイヤにダメージを負い、6番手まで後退することとなる。
最終SS18では、タイトルを目指すタナクが、まずは最速タイムを記録。ボーナスポイント獲得にかける。そしてチームメイトのラトバラは、タナクにポジションを譲るべくスローダウンする。チームオーダー発令である。
タナクのタイトル争いでのライバルであるティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)は、3番手で最終SSをスタート。しかし、コース上に出ていた石によって右リヤホイールを損傷し、総合順位でもミッチ・エバンス(M-スポーツ)に先行を許し4位となった。
セバスチャン・オジェ(M-スポーツ)もSS18をタナクに次ぐタイムでクリアし、暫定首位で最終走者ローブのフィニッシュを待つ。
ローブは最終ステージを3番手タイムで走りきり、優勝。2013年ラリー・アルゼンティナ以来、通算79回目のWRC勝利となった。
結局オジェは2位、ヌーヴィルは4位、タナクは6位でのフィニッシュとなった。なおタナクはパワーステージ首位となり、貴重なボーナスポイント5を持ち帰った。これでオジェがランキング首位に浮上している。
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