残り2戦となった2018シーズンのスーパーGT。GT500クラスでランキング3位につける#1 KeePer TOM’S LC500の平川亮は、逆転チャンピオンのためにも第7戦オートポリスが重要になると語った。
昨年、ニック・キャシディとともにGT500王者に輝いた平川。今年はここまで優勝こそないものの、3度の表彰台を獲得し一時はランキング首位に躍り出ていた。しかし、前回の第6戦SUGOではノーポイントに終わってしまい、首位の#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)から14ポイント差のランキング3位に後退して、残り2大会を迎えることになる。
テストで上位に食い込めず、100号車NSXバトン「全体的にタフだった」
そんな中、10月8日、9日にツインリンクもてぎで行われた公式テストでは、#1 KeePer TOM'S LC500はトップタイムこそ記録できなかったものの終始安定した速さを見せた。そして2日間のセッションを終えた平川も中身の濃いテストができたと自信を深めている様子だった。
「タイヤテストも色々できましたし、クルマのセットアップも色々試すことができて、良い2日間でした。こうしてテストをする機会がなかなかない中で、色々試すことができました」
「(本番とは)路面温度が違ったとしても、クルマとタイヤのマッチングとか大きな方向性とかは分かるので、その辺はかなり見えた部分があったのでよかったと思います」
同じくキャシディも、2日間のテストを振り返り「すごく良いテストになった。ブリヂズトンがいいタイヤを作ってきてくれて、レースに向けても良い準備ができた」と笑顔を見せる。
最終戦の舞台となるツインリンクもてぎは、レクサス勢にとって相性が良いコースと言える。過去10年を振り返れば、陣営全体で5勝。実際に今回の公式テストでもレクサス勢の速さが際立っていた。
「(逆転できる可能性は)十分にあると思います。最終戦までにポイント差を縮めることができれば、もてぎは相性がいいサーキットなので、あまり心配はしていません」
そう語る平川は、重要なのはホンダ勢が得意とする第7戦オートポリスだと明言。そこでライバルの前でゴールできれば、逆転チャンピオンの可能性はさらに大きくなると予想した。
「オートポリスはホンダ勢が有利と言われているサーキットです。そこで彼らより前でゴールしなければいけないですが、それができれば十分に(チャンピオンの)チャンスは出てくると思います」
「ホンダ勢は予選が特に速いですけど、オートポリスは抜けないサーキットなので、何とか彼らよりも前にいきたいですね。僕たちは燃料リストリクターがなかったり、ウエイトも比較的軽いので、それを活かして頑張りたいなと思います」
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