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スポーツ 2018.10.9

Arnage Racing 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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SUPER GT Rd.6 SUGO 300km
2018/09/15~09/16

菅生のマモノから逃れて完走、辛くもチームポイント3をゲット

    減っているのに増えている! 「東京モーターサイクルショー」過去最多の来場者数

 前戦富士ラウンドから6週間のインターバルを経て、舞台は東北の地に移される。第6戦は宮城県スポーツランド菅生で行われる『SUGO 300km』。

ファクトリーでは長いインターバルの間にじっくりマシンをメンテナンスするとともに、オイルクーラーやラジエターの清掃を念入りに行い、傷みのきているダクト類をメンテナンスした。また、右リアのダンパーの測定をした結果、数字に問題があることがわかり、新しいダンパーを投入。路面のうねりが大きく最終コーナーで高荷重になる菅生サーキットの特性を考慮したセットアップを行なった。
 
 直前になって菅生の参加条件が発表され、BoPが50kgプラスと発表されたが、Mercedes AMG GT3にとって有利なスポーツランド菅生は、安岡選手の得意とするサーキットでもある。50kgの重量を詰むことはシビアだったが、チームは期待を胸に秋の陸奥に乗り込んだ。

September 15th Qualifying Day
曇り/ドライ 気温:23度/路面温度:25度
入場者:1万2900人

 搬入日は汗ばむほどの陽気だったが、予選の行われる土曜の朝は、天気予報通り厚い雲に覆われるあいにくの天候となった。9時から行われた公式練習も、しばしば雨粒が落ちてきて、スタート時にはウエット宣言が出されるコンディションだった。Arnage Racingは一旦安岡選手がドライタイヤでコースに出てマシンの状態をチェック、ダンパーのセットテストも行い、いい方向を見出してセッティングを決めていった。
 
 途中加納選手に交代して加納選手も良好なフィーリングを確認したが、そうこうしているうちに雨は本格的に降り始めた。チームは一旦マシンをピットに入れて様子を見ていたが、残り時間10分余りというところでレインタイヤに履き替えて安岡選手をコースに戻し、どの硬さのレインタイヤがいいかのポジションチェックを行なった。その結果、レインタイヤについては予選、決勝に向けての方向性を定めることもできた。
 
 予選は今シーズン初めて導入される、グループ分け方式により行われた。これはチームランキングにより300クラスの28台をA、Bのふたつの組に分け、各組の上位7台がQ2に進出る方式。強豪ぞろいのB組にあってEXE AMG GT3は苦しい戦いを強いられることになったが、安岡選手が渾身のアタックを見せ、1分19秒508の好タイムをマーク。しかし惜しくもQ2進出には2秒足らず、加納選手にステアリングをつなぐことはできなかった。

September 16th Race Day
晴れ/ドライ 気温26度→26度/路面温度:37度→33度
入場者:2万8500人

 決勝日は午前中から青空が広がり、夏の再来を思わせる汗ばむほどの陽気となった。シルバーウイーク前半の三連休なか日とあって、スポーツランド菅生には大勢のファンが詰めかけた。グランドスタンドを埋め尽くした観客が見守るなか、定刻14時、白バイ先導のパレードランの後セーフティカーのフォーメーションラップと続き、300km77周のレースが始まった。
 
 スタートドライバーの安岡選手は18番グリッドからレースを開始した。安岡選手はスタート直後の混乱に巻き込まれ、さらに接触などのアクシデントもあって一旦20番手にポジションを落としたが、前方のマシンのトラブルなどもあり、18Lap目にはふたたび17位にまで浮上、タイヤを労わる我慢の走りではあったが1分22秒台中心に順調に走行を続けた。
 
 22Lapを超えた頃からミニマムのルーティンピットワークを行うチームが出始める。安岡選手の第一スティントをなるべくロングで引っ張りたいチームは、燃費計算上ピットインのタイミングを50周と見定めていた。しかし、安岡選手の我慢の走りが功を奏したか中盤の燃費が良く、チームは規定周回数ギリギリの51Lapまで安岡選手を引っ張り、全チームの中で一番最後、見かけ上トップでマシンをピットに呼び戻した。
 
 安岡選手はピットイン直前、タイヤの状態が無交換に堪えうるとの判断をチームに伝えていた。タイヤ全輪交換をするチームも多いなか、チームはタイヤ無交換作戦を敢行、素早い給油作業ののち加納選手にステアリングを委ねて、EXE AMG GT3はコースに復帰した。
 
 加納選手がコースに戻ると全チームのルーティンピットワークが完了し、Arnage Racingは11番手に浮上。レースは終盤に差し掛かり、次第に傾き始める太陽に、レース序盤には40度近くあった路面温度も徐々に下がり始めていた。

 加納選手は後方から迫ってくるマシンを引き離そうと懸命の激闘を繰り広げたが、予想以上にタイヤの摩耗が進んでおり、思うようなタイムが出ず苦戦を強いられる。1分24秒台を出すのがやっとで、強豪マシンたちにポジションを脅かされながらも、入賞が見え隠れする12番手で激走を続けていた。

 ところが、最後の最後になって菅生の魔物が牙をむく。61周目に300クラスの車両が大クラッシュするアクシデントが発生、63周目にセーフティカーが導入された。これにより、チームがタイヤ無交換作戦で築いた後方マシンとのマージンはご破算。さらに運の悪いことに、EXE AMG GT3はセーフティカーが入る前に300クラスのトップ車両に追い抜かれていたため、レース再開とともに、マージンのなくなった後方のマシンにオーバーテイクされて、ポジションを17番手とし、そのまま75周目にチェッカーを受けた。
 
 しかし、加納選手は必死の激走でトップ車両とのギャップを1Lapに守り抜き、チームは荒れた菅生ラウンドを無事完走、チームポイントを3ポイント獲得することができた。

 応援してくださったみなさま方には深く感謝しますとともに、10月20日~21日に大分県のオートポリスで開催される、次戦九州ラウンドに於きましても、応援宜しくお願い致します。

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(AUTOSPORT web )

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