レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、日本GPの予選でダニエル・リカルドがパワーユニットのトラブルに見舞われたことについて、このようなレベルのトラブルは起きるべきではないと怒りを露わにした。
予選Q1を8番手で通過したリカルドだったが、Q2ではエンジンのスロットルアクチュエータの故障で1度もアタックをすることができず、決勝レースを15番手からスタートすることになった。
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なおレッドブルは、追加のペナルティを受けることなくパルクフェルメ規則の下で当該箇所のパーツを交換することがFIAより許可されている。
リカルドは最終戦までトラブルフリーで走るために、モンツァとソチで新しいパワーユニットを投入してペナルティを受け、後方からスタートした。しかしそれにもかかわらず、今回トラブルが発生したことに彼もチームもフラストレーションを感じていた。
ホーナーは、再びルノーのパワーユニットにトラブルが起き、チームの改善を妨げられたことに苛立ちを募らせていることを隠さなかった。
「ダニエルのトラブルには、本当にがっかりした」とホーナーは話した。
「彼の責任ではない。エンジンのスロットルアクチュエータの故障で、彼(の予選)が犠牲になった」
「もちろん彼はひどくがっかりしていた。このようなレベルのトラブルは起こるべきではない」
一方でルノー側は、今回壊れたパーツが過去に壊れたことはなく、シーズンを通してスペックA、B、Cと全て同じデザインであり、最近のパワーユニットのアップグレードとは関係ないと明かした。
ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールはmotorsport.comに対し、「過去にそのパーツに大きな問題が起きたのを、我々は見たことがない」と話した。
「パラメーター外(パルクフェルメ規則外)のパーツなので、ピットレーンスタートにならずにその部分を交換することができる。スペックCとは関係ない」
またこの件についてホーナーと話をすることになると考えているのかと尋ねると、「いいや、これ以上の議論はない。行動するだけだ」と答えた。
リカルドは、オーバーテイクの難しいトラックである鈴鹿でトラブルが起きたことは、より大きな痛手になったと認めた。
「周囲のマシンより良いペースがあるはずだ。でも簡単には行かせてもらえないだろう。現実的に考えると、長いレースになりそうだ」
「僕は自分にできることをする。だけどあまりにもクレイジーなことにはならないはずだ」
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