フェルナンド・アロンソは、バーバー・モータースポーツ・パークで、2018年仕様のインディカーをテスト。初めてロードコースを走行した。
アロンソが走らせたマシンは、インディ500でカルロス・ムニョスが乗ったアンドレッティ・オートスポートのマシンをロードコース仕様に変更したものである。
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この日のテストは非公開で行われた。そしてハリケーンの影響があったが、逆にそのためにアロンソは全ての路面コンディションを試すことができたという。
「良い日だったし、楽しかった」
アロンソはそうコメントを寄せた。
「新しいクルマをテストするのは大好きだし、インディカーをロードコースでテストするのは、特別なモノだった」
「ウエットコンディション、インターミディエイト、ドライコンディションの全てを試すことができたんだ。全体的には、全てのタイプの路面にとても良い感触を持っている」
「この日の天候は、我々にとっては良かった。午後は風が少し強かったけど、全体的にはポジティブだった」
アロンソにとってこの日のテストは、ロードコースをインディカーで走る初めての経験であった。
「おそらく僕の本能的には、ロードコースの方が好きだと言うだろう。なぜなら、それは僕の人生でずっと慣れてきたことだから。でも、インディ500も素晴らしい経験だった。だから、半々かもしれない」
「僕は、ロードコースでのマシンの感触をとても気に入った。でも、オーバルでの競争も好きだ。トウ(スリップストリーム)のタイミング、トラフィックやオーバーテイクの操作など……オーバルの方が、そういうことがしやすいと思う。コース上でのアクションについては、インディ500が大好きだった」
アロンソは昨年の段階から、ロードコースでのテストを行うことを検討していたという。
「昨年の時点から、既に検討していたモノだった」
そうアロンソは語る。
「インディ500の後、ロードコースでマシンをテストするという選択肢もあったんだ」
「当時、僕らは良いタイミングを見つけることができなかった。しかし、今年はそれを行うことができ、満足している」
「僕はマシンに乗るのが大好きだ。新しいクルマで、新しい経験をするのもね。チームやエンジニア、そのほかの全ての人から、多くのことを学んだ。だからとても幸せな1日だった」
アロンソは今季限りでF1から事実上引退することを発表している。しかし今回のテストは、将来の彼の計画に関わるものではないと主張している。またインディカーのシャシーメーカーであるダラーラは、マクラーレンからシャシーの供給に関する問い合わせを受け取っていないという。
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