モンツァで開催されているF1イタリアGPのチケットの売上が減少していることが明らかになった。
現在のイタリアGP開催契約は、2019年までとなっている。この背景には、以前の開催契約の最終年であった2016年に政治的な問題もあって契約延長がなかなか決まらず、長期間にわたってイタリアGPの先行きが不透明な状況が続いていたものの、なんとか3年という短期間の開催契約が締結されたという経緯がある。
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だがフェラーリが競争力を取り戻したにもかかわらず、ファンの関心を引くには十分ではなかったようで、来月に開催が迫ったイタリアGPのチケット売上の減少は、将来のグランプリ開催に関する新たな懸念事項となった。
イタリア自動車クラブの会長であるアンジェロ・スティッチ・ダミアーニは、Gazzetta dello Sportに対して次のように話した。
「昨年、(セバスチャン)ベッテルはチャンピオンシップのリーダーとしてサマーブレイクを迎えた。現在の彼はチャンピオンシップのリーダーを追う立場にある」
「私の願いは、1年前とは正反対の結末を迎えることだ。昨年はモンツァ以降、メルセデスが好調だった」
「昨年はモンツァ以降、メルセデスが好調だった。今年は、この正反対の結果となることを私は願っている」
チケット売上の減少により、新たに財政的なプレッシャーがかかることになる。ダミアーニは、F1に支払う開催権料が減らない限り、金銭的な状況は維持できないと懸念している。
「我々は大きな損失を出して昨年のレース開催を終えた。2018年の収支も変わらないだろう」
「このような状況では、長期的にレース開催を続けることが不可能だというのは明らかだ。イタリア自動車クラブでは長期開催を行う用意が整っているが、このような状況下にある」
「(F1オーナーのチェイス)キャリーは私に、モンツァのないF1など考えられないし、4年後の2022年にはサーキット創設100周年を祝いたいと常に言っている。我々もそれに同意しているが、様々な問題に対処しなければならない」
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